ruby-cvs

GentooCVS から直接パッケージにして入れられるようになっているというのが大きな特長の1つであるが、RubyCVS パッケージがruby 1.8.1 のリリース以前から、リリース版の Ruby と同時には入れられないようになっていたので、一応同時に入れられるようにしてみる。

要望が全然なかったことを見ると、CVS から入れる人は 1.6 とか 1.8はそもそもインストールされていなくても気にしない、ということなのだろうか。

しかしながら複数入れられるようにするだけでは不十分で、ちゃんとruby を使ったパッケージでそれぞれ SLOT をサポートするようにテストしたり書き直したりしないといけないので、けっこう面倒ではある。(1.6 と 1.8 を同時にサポートするコードはアドホックに追加したものなので、こういうときにつけが回ってくる……) いっそのこと FreeBSDみたくパッケージ側でサポートするのは1つのバージョンのみ(以前はGentoo でもそうだった)ということにすれば簡単なのだが、ちょっとそうはしたくないなあ、と思ったり。

ただ GentooRuby パッケージでも現状はちゃんと依存関係を見ていないので、インストールはいいがアンインストールしようとするとうまくいかないはず。これもクロスコンパイラの話と同じで、同一バージョンでも違う SLOT のパッケージは消さない、という処理をPortage 側でサポートしてくれないと解決できないので、とりあえずpending になっている。(サポートしてくれていれば各 Ruby パッケージはそれぞれ対応する Ruby の SLOT に設定すればうまくいくはず)