初めての主任監督業務の日

今日と明日は国公立大学の2次試験(前期試験)のため、試験監督業務で南大沢に出勤。今回は主任監督員で、これまで主任監督員はしたことがなかったので、若干緊張。

もう試験監督も6年目なので、心を無にする業務も慣れてきた。試験監督に年2-3日拘束されるのは、正直厳しいものがあるのだが、試験監督のかたわらぼんやり考えごとをする(考えごとしかできない)時間ができるというのは、最近はそこまで苦痛でもない。朝早いのと夜遅いのは(保育園の送り迎えができないので)勘弁してほしいのだが、こればかりは遠方からの受験生もいることを考えると仕方ない。

ペアを組んだ方は哲学の方で、お話してみると共通の知り合いも多く、自然言語処理というか計算言語学について色々とお話したりする。大学運営の仕事は全然違う分野の人と話すいい機会だし、そういう意味でも自分は別に試験監督業務は一律に嫌いではない。試験監督業務は教員がやるのが妥当かについては疑問だが、現実的には統一試験は職員だけでは回せないし、AO 主体にするとしたら教員の数を減らして職員の数を増やすべきだと思うが(個人的にはそれがいいと思うのだが)、教員は全体最適化より局所最適化を好む(たとえば自分の組織の教員数、スペース、研究費などの最大化を目論む人の声が強い)ので、そのコンセンサスを取るのは難しいだろう……。

中央線が遅延しているという話でドキドキしたが、特に遅刻した受験生もおらず、初の主任監督員業務の初日は完了。明日はどうかなぁ。