2日間朝からずっと監督者

学部入試の前期日程の2次試験の2日目。土曜日は文系の試験日だったのに対し、日曜日は理系の試験日。受験生は1日で終わるのに対し、教職員は2日あるのである……。

年間の仕事時間の1%を入試業務に使うというのは多いような少ないような気もするが、合否判定の教授会・コース会議や推薦入試、編入生試験、大学院入試、など入れると年間の仕事時間の5%以上使っているような気がする(まあ、大学院入試はダイレクトに自分の研究室に来てくれる人なので、これを「やりたくない」と言う人はあまりいないだろうけど)。

メーカーの企業に入った新入社員が、研究所所属予定でも新人研修で工場実習や販売実習をして、それなりに教育効果がある(どのようにお金が稼がれているのか分かったりもする)というのを考えると、大学の教職員も一度は入試業務をした方がいいとは思うのだが、毎年やる必要があるか?というと若干疑問である。とはいえ、うちの大学は高校行脚をしたり、全国で説明会を何回も開いたりしないといけない、というような形ではないので、昨今の日本の大学を取り巻く環境を考えると恵まれているとも思う。

しかし2日間やると疲労困憊……。