研究合宿は研究以外も楽しい

合宿2日目。朝から研究発表。午後は夕方の研究発表のセッションまで自由行動の時間がある予定だったが、台風18号がちょうどクリーンヒットしており、秒速50mの風が吹くという予報だったので、結局午後も (本来3日目に予定されていた) 研究発表のセッションをすることに。

そういえば、松本研の合宿も、最初はメインが遊びの合宿のつもりだったが、行ってみたらものすごい雨で、それならと学生が勝手に研究の話を始めたら何時間もすることになり、翌年以降もなんとなく研究合宿になった、という話を松本先生から聞いたのを思い出した。いまちょうど合宿に行っているころだと思うが、松本研の合宿は1泊2日で奈良の近くの2-3時間で行ける場所に行き、初日は午後から夕方まで研究発表、夕ご飯を食べてから1-2時間くらい自由行動、21時くらいから翌4時くらいまで宴会 (寝たい人は好きなタイミングで寝てよい) で、2日目は朝9時前後から研究発表で、昼に解散、という流れであった。

前半に言語系の話を固めてくださっていたせいか、後半はゲーム系の話ばかりで新鮮でおもしろかった。コンピュータ将棋やコンピュータ囲碁は前から好きなので横好きで追いかけていたが、コンピュータ麻雀も研究している人がいるのね〜。あと、機械学習に対する温度差というのも感じたりする。やっぱり自然言語処理は特殊なのかもしれない。

夜ご飯を食べたあと、夜の研究発表のセッションまで少し時間があったので、半澤直樹を見る。HDDレコーダーが家にあったらいいんだけど、とときどき思うのだが、今期はたまたまドラマを2本も見ているが、普段はほとんど見たい番組がないので、見逃してもNHKオンデマンドなどで見るのが最適な気もする。

夜セッションのあとの懇親会で、お化け屋敷の話が出たので、NAIST裏から京都まで帰ろうとしたが帰れなかった話をしたら、怖かったらしい。実は合計両手で数えるほどNAIST裏手の「くろんど池」という池の横を通って帰ろうとしたのだが、結局1回も成功しなかった。昼間に来るときはスムーズに来られるのだが、深夜だとなぜか右回りでも左回りでも池を一周してしまい、元来た場所に戻ってきてしまうのである。妻曰く水回りは心霊スポットなので、向こう側に行けないのは守護霊が守ってくれているためだかもしれないから、夜は安全な道で帰ってきてほしい、と言われたので、結局その道は使わなくなったけど……。(ガードレールのない段々畑とか、動物霊園や墓地公園があり、確かに夜は怖いところなのである)

3時過ぎにお風呂に入るために離脱したが、その段階でまだ半分以上の人がいて、みんな元気だなと思う。やっぱり合宿はこうやって夜中までわいわい盛り上がれるのがよいな。