日本の大学はどこに行くのか

二日連続で暑い……。こういう日は外に出ると体力を消耗するので、家の中でごろごろ。

日が弱くなってから外に出たのだが、カフェに入ろうと思ってお店の名前をうろ覚えで月の蔵人という店に入ったら、ばっちり飲み屋だった……。でもここも元々酒倉だったようなので、利き酒したりしてみる。月桂冠直営らしい。お酒はいいが食事は値段の割には普通。夜メニューになってしまっていたからかもしれない (まだ4時だったのだけど……)。

仕方ないので帰りに鳥せい (ここも元々酒倉なのだが、いつも満席で予約しないと入れない) の売店で酒ソフトクリームを食べる。こちらは炭水化物系の濃厚な味で、ときどき食べたくなる味かもしれない。このためだけにわざわざここまで来るかというと、正直相当微妙なところだが……。

最近読んだ「米国キャンパス『拝金』事情」

が、タイトルほど内容が釣りではなく、けっこうおもしろかったのでお勧め。きっちり統計量を出したりしていて参考になる。個人的にインパクトがあったのは第5章の「産学連携幻想曲」で、企業との共同研究をしていて企業に都合の悪い結果が得られたとき、企業から論文の公開に待ったがかかる (契約に、企業は公表を差し止めることができると明記されている) ことがあるのだが、それを無視して公表するとどうなるか、いくつか実例が挙げられていたり、色々と気をつけたほうがよさそうなことがたくさん書いてある。本のタイトルや章題は目を引くようになっているのだが、内容は真面目な本で、日本がモデルとしているであろうアメリカの諸大学 (研究大学含む) の現状いろいろと知ることができて有益であった。

一方、同じシリーズの「東大卒でスミマセン」

は本当にスミマセンという感じの本で、どこぞに同人誌かと思うような内容でトホホと思う。確かにこんな感じのミニコミ的な学内新聞があったような気はするのだが、ネタがどれも内輪すぎてつまらない (東大生であることが鼻に付く書き方が最初から最後までずっと続く) のである。在学生が書いて文化祭で売ったりしているならまだ許せるが、45歳の人が出す本ではないと思う。(年齢で内容を云々したくないが……)

本をiPadで読み始めると、64GBでも微妙に手狭感がある。Macbook Air 11インチの初代を使っていて、これの容量がちょうど64GBで、ディスク使用量99%〜100%の攻防を電源を入れる度に繰り返しているのだが (アップデートすらままならない)、そろそろ根本的になんとかしたほうがいいのかもしれない。必要なファイルを消してしまっている危険性があるし、そもそも毎回消していいファイルを探す時間がもったいなくなってきた。自分のMBAの使い方しては256GBあればとりあえず十分なのだが、128GBだとちょっと少ないかなぁ。(iPadのバックアップはiCloudにしているのだが……)