大学院生は論文を書くのが仕事

朝からカラッとした天気。非常に清々しい。

今日は年に一度の研究室BBQで、新入生は基本的に全員参加、13時ごろ開始で終了は19時ごろ、半日延々肉を焼いて食べ、飲み、語らうというある意味「研究室への洗礼」のような儀式なのだが、自分も参加8回目ともなると、気温が上がる日は激しく体力を消耗するだとか、開始2時間ほどは飢えた新入生のお腹を満たすために (新入生歓迎会なので、新人優先) ほとんど回ってこないだとか分かってくるので、3時くらいに大学周辺に行き、まだ暑かったので近くの喫茶店で休みつつ、腹ごしらえしてから顔を出す。

今年も新入生が12人で、ほぼ立錐の余地なし。人混みをかき分けて奥に入ったり……。

今回の目玉 (?) は昨年末 京都八幡にできたコストコ で買ったという100g300円のステーキ肉。前半は100g100円くらいのお肉が出ていたらしい (1切れ食べたが、この値段でもお腹空いているならおいしく食べられそう) が、実にその3倍である。国産牛だともちろん高いのだが、輸入牛だとまあこんなものだろうし、コストコだから安くてもそんなに質は悪くないのでは、というのが松本先生の予想で、確かに食べごたえもあり、けっこう満足。これは来年もコストコ牛になりそう (笑)

[twitter:@t_hermanni] さんたちから、助教になって何年目?というお話があり、もう2年が過ぎて3年目に入ったところだと改めて思い返し、時間の経つことの速さを思い知る。任期はあと3年目 (再任を入れると6年) で、まだまだ先のことなのだが、こんなにあっという間だと、気がついたら過ぎてそう……。ちなみに助教になってからまだ1本も (共著を含めて) 論文誌が出ていないし、なんだかいつのまにか時間だけが過ぎているような……。

論文誌で思い出したが今年もようやく研究室の年報の2011年版が刷り上がり、ほっと一息。なんとかオープンキャンパスに間に合ったようである。年を追うごとに薄くなっている気がするのだが、今年は特に薄いような……? (紙質のせいではなく、ページ数も去年以前と比べて80ページほど少ない)

学生数は多いものの、修士で就職する人には (海外に行ける国際会議と違って) 論文誌に出すインセンティブがほとんどないからなぁ。あと、研究会に出す人が減って年次大会や全国大会に出す人が増えたのかもしれないが、もっと博士の人が積極的に研究会に出したらいいんじゃないかな。(D3まで一度もNL研で発表したことがなく、松本先生に驚かれた自分が言うことではないかもしれないが……)

夕方、[twitter:@pavlocat] くん到着。先日 ACL short paper に採択されたので、改めてお祝いの言葉を。研修予定など確認してみたら、どうやら自分で発表できそうとのこと (帰国翌日に別の国に向けて出発しないといけないかもしれないくらい、強行軍になるかもしれないが……)。よきことかな。その前にカメラレディを仕上げる必要があるのだが、さらにその前に自分は EMNLP の査読を全部終わらせないと……。(あと1本、GW前半に片付ける必要あり)

2時間程度で帰るつもりだったのだが、日射しがそこまで強くなかったのもあり、結局3時間超滞在してしまった。2人だと恐らく車で来ざるを得ないので、アルコールが飲めないのだが、仕方ないか。