今年の研究室新 M1 学生は11人いる!

4月になってもあまり生活は変わらないかなと考えていたのだが、2週間終えて、だいぶ変わったなと感じる。学生の立場では好きに研究できるように、いろいろとスタッフの方々が尽力してくださっていたんだなーと思ったり。子どもがなにも考えないで遊んでいられるように、親が仕事したり家事をしたりして家庭生活を送っているような感じ、というか。奈良先端大で5年も学生生活していたから、割と勝手が分かっているように思っていたのだが、そんなことはなかった。むしろ教員になるとき出身研究室から出る人のほうが多いのだろうし、そういう人はもっと大変なんだろうな、と。

ちなみに今年松本研には去年と同じく11人配属になったようで、博士後期課程15人、修士課程23人、研究生1人の合計39人の大所帯。今年の頭くらいから、学生室1つだけでは収まりきらないことが予想されていたので、結局8人が共同利用の学生室(他の研究室の人もそのうち来るらしい)、残りの人は従来の学生室に入ることになった。むしろ1部屋に全員を収容するために39-8=31人も詰め込んでいたのがすごかったのかもしれないが……。

11人いる! (小学館文庫)

11人いる! (小学館文庫)

を久しぶりに読みたくなったのだが、引っ越しの荷解きが終わっていないのでどこにあるのか分からない。どこかにあるはずなのだが……(もしかして実家に送ってしまったか、研究室に置いてしまったかも)

そういえば、昨晩@tettsyunくんが研究室に来て「入学してから小町さんが研究しているところ初めて見ました」と言われた(笑) 

確かにこの1年は全然研究進んでいないなぁー。「(准)教授にもなるとプログラムも書けない」と学生はコソコソ言うのだと思うが、自分も書けないクラスタにそろそろ入りそうである。そもそも、(准)教授ともなるとサッカーや野球で言えば監督の立場であり、監督がフィールドを走り回るわけないし、若者に交じってハードなプレイができる必要がないのはスポーツとの類比でも分かるはずなのだが、学生からするとそんなことは関係ないのである。

せっかく研究以外の負担が少ない奈良先端大にいるので、まだまだプログラムも自分で実装して論文を筆頭で書く立場でいられたらいいのに、と思うのだが……。去年一年は就職活動があったり博士論文があったりしてストレスフルであったが、最近また研究(にまつわるもろもろ)が楽しくなってきたので、しばらく修士の若人たちに混ざってわいわいやりたいものである(笑)