久しぶりに奈良で過ごす休日だったので、本屋に行って漫画を補充。
- 作者: 岩本ナオ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/10/09
- メディア: コミック
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- 作者: 岩本ナオ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/10/26
- メディア: コミック
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キャラ作画、背景、遠近感だとかなんとか------素人目にも欠点はありまくりだったりします。
《ごく稀にでもここぞというところで一発、見開きでもつかってくれたらもっと凄くなりそうなのになぁ》といったことも思わされたりします。
また、かなり巧く張り巡らせてある伏線とその回収に関しても、それほど図抜けて巧いというほどではないと思います。それでもなんでも。
とりあえず、新作が出れば、すぐ買って読むことになりそうです。
だって、今ですら強く惹かれるわけですが、今後、もっと良くなっていくに決まってますから。
(中略)
受け取る側はともかく、贈る側はごくあっさりと日常の中で言葉を出しています。
それが、あるいは《それこそが》物語の中核に成り得る構成と感覚が、特筆モノなのだと思います。
もしくはこちら。
(前略)
恋愛の起承転結で言えば、お話を「転」までで締めくくっている。
キスやハグの「結」はなくて、それは読者の余韻にまかせている。
でもそれが心地よい読後感を生む。作者の二冊目「Yesterday,Yes a day」でも感じたのだけれど、
岩本ナオさんの作品って、主人公たちの気付きの瞬間が
ほかの少女漫画とはちと違うんだな、と思う。
ハッ、とか、ガーンとか、顔がかあっと赤面するとかっていう
一瞬の強い衝撃ではなくて、
すうっと水が地面にしみ込むような気付き。
漫画はさくさく読むほうだけれど、
この気付きの瞬間に引き込まれて、ページをめくる手が止まってしまう。
静かな静かな、でも確かな緊張感。
(後略)
分かるわぁ〜(笑) この人のマンガが好き、という人とは気が合いそうである :-)
そういえば前も去年8月に紹介したが「ちはやふる」という競技かるたの話もとてもいい。現在刊行中で続きが気になる漫画トップ3である。今年のマンガ大賞にも選ばれたので店頭でも見つけやすいと思うが、「おもしろそう」と思ったアナタ、きっとその直感は正しい(笑) これも「少女漫画」と思われて読まれないには惜しいマンガだなぁ〜。
- 作者: 末次由紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/11
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- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2009/08/12
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