中の人にしか分からないこともある

家の中の片付け。ようやく裁断機を取り出し、段ボールを開封してスキャン開始。1日で段ボール1箱が限度かなぁ。自分の分の段ボールが10個弱あるので、毎週1個ずつ片付けていくとして、2ヶ月ちょっとかかりそうな見積もり。
最近荒川弘の農業漫画が好きでよく読んでいる。
「百姓貴族」

百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)

は北海道の農家の生活の様子が分かっておもしろい。実際農家に生まれて子どものころから農業を近くに見ていないとこれは書けないだろう……。初乳は高タンパクなのでプリン状の豆腐が作れるとか (ただし法律上市販できないので、自家消費)、知らないことだらけで、「なるほどね〜」と思ったり。
「銀の匙」

銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)

は農業高校の話で、2巻目くらいからおもしろくなってきて、先日出た3巻目で調子が乗ってきた感じ。随所に青春ものっぽい王道の展開のところがあるのだが、それでも主人公が自分で悩んで成長していく姿を見るのは清々しい。できれば途中で打ち切りにならず、高校卒業まで続いてほしいな〜 (「帯をギュッとね！」がそういう感じで、高校入学して柔道部を作るところから卒業までしっかり青春マンガしていた感じでよかった)。
荒川弘の作品ではないが、「もやしもん」は農業大学の話で、あちらはあちらで蘊蓄もあり最初のコンセプトが斬新でおもしろかったのだが、6巻目くらいからマンネリ化してきていて (あと登場する女性キャラのスタイルが常識的な範囲からずれているのも違和感)、最近は惰性で読んでいるものの、そろそろ終わってほしいと思ったりなんだり。
「鋼の錬金術師」のほうは、最初の数巻だけ読んで挫折したのだが、電子的に読めるようになったら読んでみようかな。逆に「鋼の錬金術師」が好きな人は、こっちの農業マンガは趣味に合わないかもしれないが……。