タイトルにひらがなを使うとやわらかい印象

午前中今後の方向を決めるミーティング。研究に関しては、しばらくは M2 の人優先で。タイに行く前にみなさんの方向が定まっていると、安心して出かけられるのだが……

最近知った「ひらけ駒!」(現在3巻まで) という将棋マンガがいい味出している。

ひらけ駒!(1) (モーニング KC)

ひらけ駒!(1) (モーニング KC)

将棋に熱中する小学生の子どもとその母親の生活を淡々と描いているのだが、登場する人物 (プロ棋士) や将棋の本など全部本物で、将棋好きな人なら「ああ、あるある」とニンマリできる。全く将棋ができない母も少しずつ将棋にはまっていくところも見どころたっぷり。今後が楽しみである。しかし一つ言いたいのは、15級の人はこんなに強くない (笑) そしてこの母、いったい昼間はなにをしているのだろうか…… (そちらも気になる)

あと「あさひなぐ」(現在3巻まで) もとてもよい。「ちはやふる」「ましろのおと」のように、競技かるたや津軽三味線といった日本的な文化を題材にした意欲的なマンガが相次いで登場しているが、この「あさひなぐ」は女子薙刀の話。

あさひなぐ (1) (ビッグコミックス)

あさひなぐ (1) (ビッグコミックス)

1巻だけ読むとえもいわれない微妙な感じなのだが、2巻から全員のキャラが立ってきて、3巻ではスポ根絶好調!という感じで楽しめる (笑) というか、3巻ちょっと泣けた……。読んでみようという人は、少なくとも2巻まで、できれば3巻までまとめ買いして一気に読むことをお勧めする。

今後が楽しみなマンガが少し増えて嬉しいものである。自分はマンガに関しては単行本派なので、続きが読めるのは普通半年弱先なのだが、よくよく調べてみると、「ひらけ駒!」はモーニング、「あさひなぐ」はスピリッツ連載のようで、週刊誌の連載作品だと単行本の出るサイクルも早いので、3ヶ月に1回くらい続きが読めるようだ (笑)