user mode linux の続き。以前使ったときよりはまともに動いているように見えるが、単に使っている計算機が速い(Xeon 2.2GHz x2 でメモリ 2GB)だからなように見える。このスペックでも uml 内部は Celeron 533MHzくらいのスピードでしか動いていないように見える。ソフトウェアのインストールも信じられない遅い。
よくよく調べてみると、どうもディスクの書き込み性能がかなりよろしくないようで、ディスクイメージを使って起動するとたとえば 8GB の巨大な1ファイルを仮想計算機の / として loopback デバイスのようにマウントして使うわけだが、同期(sync)書き込みで使っていると、仮想計算機内部でなにかすると毎回 8GB のファイルにライトしに行っている模様。そりゃないよ。
カーネル 2.6 系を使ってなおかつ skas モードを有効にすれば多少はましになるらしい。とはいえ、あまりここで粘っても仕方ないので、次回はVMWare で再挑戦することになったが……。