ブートローダ

rinrin は GRUB ではブートできない(GRUBブラックリストに載っている)ので仕方なしに LILO やら boot0 やらを使っていたのだが、先日見たらginger も LILO になっていて、今度は penpen まで LILO になったらしい。GRUB がなんか嫌な気持ちは分からなくもないが、LILO みたくカーネル入れ換えるごとに /sbin/lilo とかしないといけなかったり、ファイルシステムを理解してくれなかったり(FreeBSDデュアルブートなんかしていると LILO は最悪)、GRUB でないと不便なことも多々。

とはいえ GRUB が動くのは x86 だけであり、SPARCSILO とか Alphaの MILOPPC の yaboot(これはちょっと違う)や WinCE の Cyace など、ブートローダの設定ファイルが LILO を真似たものが多いので、LILOなんて使えないから GRUB だよ、とばかり言って LILO が全く分からないのも困りもの。

なんだかんだいって設定の自動化なんかも LILO のほうが楽だろうから、なんでもかんでも GRUB にすればいいってものでもない。

まあ GRUB シェルの使い方を覚えておいて GRUB をインストールしたFD でも持っているとなにかと役に立つので、LILO 使う人でも GRUBの使い方を一応押さえておくと便利。