卒論発表会(2)

科哲の発表会が終わってから、小松先生の勉強会に行く。こちらも今年卒論・修論を提出した人3人の発表会。久しぶりなので緊張するが、部屋に入るなりみんなから「久しぶり!」との洗礼を浴びる :-) やはり1年ぶりだと驚くようだ。「痩せたねえ」という声と「変わってないねえ」という声と両方聞いた。痩せたのだろうか?

こちらの発表会は科哲の修論・卒論と違い、手堅さは少し足りないが、意欲的な論文ばかりだったので聞いていて楽しかった。やはり東大生は手堅くまとめる性格の人が多いためか、スマートに書いているな、とか、よく調べたな、とか、聞いていて感心はするが、胸がわくわくしたりする論文にお目にかかったことはない。

しかしみんな丸くなった。昔はもっと手厳しかった気はするのだが。

勉強会のあと小松先生は飲みにはいけないからここで焼酎を開けます、ということで、20人くらいで焼酎を飲む。P さんがチョコレートを差し入れてくれた(バレンタインだから、とくすくす笑っていた)のでみんなで焼酎にチョコレートで乾杯。帰国したから乾杯の音頭を取れ、と言われたのでぎこちなく乾杯したが、乾杯の音頭を取るなんて生まれて初めてだ。慣れないことをしたせいか、焼酎1杯で少し酔ってしまったり ;-)

そのあと中華料理屋に行って小松先生抜きでみんなでご飯を食べる。楽しく過ごしたせいか西武線の終電を逃し、中央線で帰る。よくよく考えてみると、名前を呼び捨てにするような間柄ってあまりないな。大学でもくんさんづけで呼ばないのは科哲の同期くらいだし。

この勉強会も今年で4年目で、当初から参加している人もかなり抜けて半分くらい新しい人が混じっているが、新陳代謝しながら続いていくのだろうか。