発表は練習すればうまくなる

午前中は今週水曜日〜木曜日に開催予定の第3回自然言語処理シンポジウムの発表練習。学生は全員 COLING 参加で不在にしていたので、このタイミングでしか開催できなかったのである。ポスター1件、口頭発表2件だったのだが、お昼は受験生対応が入っていて、結局ポスター1件・口頭発表1件の練習しかできず。

明治大学中村研究室の研究室運営についての資料が参考になるが、発表練習は毎日してもいいのか、と目から鱗であった。

発表練習は徹底的に: 初めての学会発表の予定が入ると、1か月前くらいから(実際は3週間前くらいからになりつつありますが)、平日は毎日発表練習することを要求しています。もちろん私がずっとは見れないので、同学年や同グループなどでみてもらいつつ、たまに見るというやり方をしています。これをやるとプレゼンの質が飛躍的に上がるのでよい感じです。また、デザイン警察などが登場したりして面白いです。ちなみに、これは大阪大学 旧西尾研究室(現、原研究室)の真似です(卒論の発表練習は、1か月前から毎日というのが決まりで、これでかなり鍛えてもらいました)。

あと、うちの研究室では修論の目安をシングルカラムで本文30ページ以上としているのだが、卒論で30ページが一般的なのか……。Google Docs で議事録を取る、というのはいい気がするので(NAIST で英文法誤り訂正の共通タスクのグループミーティングの議事録を Wiki に取っていたとき、割と良かったと思ったのだが、それ以外に波及することがなかった)、機を見て導入してみよう。

お昼は受験希望者とランチ。人文系の人は、直接話すとうちに来たらどうかと思ってしまうのだが、すでに定員ギリギリなので NAIST を勧めざるを得ず、逡巡する。そもそも冬季入試は研究室はおろか研究科としても定員が保証されていないので、全員研究生でもいいかどうかを確認したほうがいいのかもしれないが。(いわゆる文系の人は、アプリケーションに引きずられず研究テーマについて語ってくれるので、とてもおもしろいし、来てもらえるとありがたいが、現状で外部から3人来ることが決まっていて、冬季の受験希望者が少なくとも3人いて、研究生希望者もこれ以外に2人いるし、一研究室でサポートできる人数ではない)

午後は椅子の引き取り。学生室にアーロンチェアを2つ買ってみた。今年は学生からのリクエストでサブリナも5脚買っていたのだが、どちらがいいのだろうか? 座ってみると、サブリナの方が軽いのだが、好みは分かれるかもしれず。

自分自身は Steelcase の Leap を使っている(アームレストは不要なので、ないモデル)のだが……。

夕方は学内の委員会。1時間半ほどで終わるが、色々調整しなければならないことがあり、気を抜く暇がない。まあ、ここで頑張ればあと10年くらいはこういう仕事をしなくていい、と思って頑張ろう……。