<民主>と<愛国>

小松勉強会。今週は『<民主>と<愛国>』の第5章。寮にこの本忘れてきてしまったので、本なしで参加することに。この本は実に聖書より太いので、毎回のことだが、みんな口々に重い、捨てたいと言っていたのが笑える。

戦後の共産党で(保守派以上に)愛国が強調されたことがあったというのは、言われてみればさもありなんという感じだが、民族主義を強力に推し進めよという声があったというのは少々意外だった。日本では結局根づいていかなかったが、やっぱりあの当時は革新的な考え方の人たちが集まっていたのだろうな。

昔はこういうような内容も興味あったのだけど、大学院に来てからというもの、急速に興味なくなってきてしまったなあ。昔は勉強会で来ているのに一言も発しない人がけっこういて、なんで喋らないのか分からなかったのだが、いまになって少し分かってきた気がする。関心ないと質問するのも一苦労。