はじめての卒業論文

これまでは雪を見たらまだ誰も踏んでいないところを歩くのが好きだったのだが、何回も踏まれた雪は雪かきするとき大変で、凍ると金属のスコップでないと破壊できないため殺意すら覚えるようになることを知り、他の人が歩いたことのある場所を歩くようになる。これが大人になるということか。

午前中は学内の委員会。年度内はこれで委員会として集まるのは終了だそうだ(仕事自体は3月7日でおしまい)。委員の任期は原則2年間らしく、来年はもう少し楽っぽい。しかし准教授になって一気に記憶力が落ち、1年前にしたことを思い出せるかどうか……。さすがにまだ大丈夫だと思いたい。

昼は共同研究の Skype 会議。卒論や修論言語処理学会関係でほとんど進んでいなくて申し訳ない。2〜3月のスケジュールは余裕があるので、ここで挽回したい。

午後は学会の仕事や会計処理、そしてメールの処理。来年度来る学生たちのために足りないものを購入しておきたいのだが、注文するのも時間と精神力が必要。来年4月になったら全学年揃うので、そこからは買い替えモードになるのだが、まだ買い替えではなく買い足しモード。

夕方から卒論の最終確認。卒研発表の予稿集は2カラム2-4ページだったが、最後は1カラムにして好きなだけ書いてもらった。実験結果も全部入れてもらうとそれなりに形になる。今年は予稿集をターゲットにして卒論を準備してもらったが、最初は内容関係なくひたすら書いてもらって、予稿の〆切前に一気に縮めて提出してもらったほうがいいのかも?

今年は就職する人は Word で、進学する人は LaTeX で書いてもらったが、来年は全員進学希望なので、全員 LaTeX かな? 細かい図表の調整なんかは、近くに聞ける人がいるかどうかで全然違うしね……。

でもこうやって4人ぶんの卒論が揃うと感慨深いものがある。お互い手探りだったと思うが、ちゃんと着陸できてよかった。

夜は焼肉を食べたいという話だったので、全員で八王子の牛角へ。食べ放題飲み放題。食べ方が若い(笑)昔は常に大盛り、ご飯はドンブリで食べておかわりしていたけど、そんなに食べられなくなっちゃったなぁ。あと研究室にガスコンロがあるらしいので、炊飯器があれば研究室で鍋とかカレーとか作れるようになるし、研究室で食事会をしてもいいかも。