スタックやキューが出てくるようになる

今日は在宅勤務で、午前中は大学院入試委員会(オンライン)。水曜日はそもそも勤務時間が少ないので、委員会がなければ有給休暇でいいような気もする。

昼休みの時間は ICU の学生(3年生)の進路相談に乗る。最近の学生は研究についても色々詳しくてすごいなあと思ったりする。自分が学部生のときは、大学院での進学先の研究についてはほとんど知識がなかったような……(知識があったら進学していなかったかもしれないけど)。

午後はアルゴリズムとデータ構造の授業。データ構造についてあまり説明していなかった気がするので、データ構造についても説明して問題を解いてもらったり。思い返すと自分は学部生自体はデータ構造については何も理解しておらず、大学院に入って SICP で勉強して初めてリストだとかスタック、キュー、木、ハッシュだとかのデータ構造を理解できた記憶がある(すぐにいずれも研究で使う機会があり、知識がないとまともに動かないようなサイズのデータを使っていたからであるが)。しかし自然な形でこれらのデータ構造が出てくるような演習を考えるのはなかなか難しい気がする(そして、学部1-2年生で習っても、実際に出てくるのが卒研とか大学院だと忘れているような)。