倍速で見ても全く無問題

木曜日は在宅勤務デー。

午前中は科研費基盤 B の定例ミーティング。3拠点(都立大、NAIST、愛媛大)あるので、1回あたりの担当を決めて、順番にそれぞれで取り組んでいる研究についてディスカッションする、という形で回すことになり、初回はうち担当、ということで、学生にスライドを作ってもらって話してもらった。

(物理的にも、気持ち的にも)若い人が多いため議論が活発で、NAIST 松本研にいたときはこんな感じだったなあ、と思って楽しかった。研究室の中にいると、誰かが議論している場で横から聞いている、という状況にはなかなかならない(自分が結構口を出してしまう)ので、こういう環境を作らないとな、と思ったりする。あとは今年は自分でも手を動かしてみているので、以前よりギャップが小さくなってきた気がする。

お昼は火曜日にオンデマンドにすると宣言した機械学習の授業の収録。自分的にはリアルタイム双方向でない授業は倍速で見てくれて全然構わないので、この授業はむしろ全部オンデマンドでもいいような気もしている(半分以上の授業は対面でやらないといけないのだけど)。学生に説明してもらったり、コメントやリアクションをリアルタイムでしてもらったりするのは、オンデマンドでなくリアルタイムでやりたいのだが、今年度のこの授業は演習を多めにする一方、インタラクティブ性を減らした(必要であれば説明を巻き戻して聞いたりしつつ、演習をしっかりやってほしい)ので……。

午後は教授会に出て、メール処理したり国際会議の原稿にコメントしたりしてから D ゼミ。原則として社会人の人1人、フルタイム学生1人を割り当てているが、やはり社会人の人は担当するのが難しい、という問題があり、解決策が特になく、悩ましい。対面のゼミよりは、遥かに参加しやすくはなったのだが……。