雰囲気で乗り切っていた学部生

午前中は研究室の全体ゼミ。毎回資料の共有とリアクションは Slack でやるように統一しているが、これだと参加しなかった人もざっくり概要を知ることができるので、これはこれでいい気がする。

お昼は大学院入試に関する打ち合わせ。オンラインなので楽でいい。

昼からは論文紹介のあと国際会議の原稿2本のカメラレディの準備。どちらも卒業生の論文なので、ある程度自分が引き取ってやることにしたのだが、思ったより時間がかかる……。

夕方は言語哲学勉強会。色々議論していると、自分の言語に対する立ち位置が(20年間くらい忘れていたのだけど)少しずつはっきりしてきて、なるほどなと思ったりする。そして20年前はあらゆる物事をいい加減に考えていた(ほとんど雰囲気と直観に頼っていた)な、と改めて気がついたり。交換留学でシドニー大学に行って、英語で哲学の議論をしようとして全然できなくて「これは無理」となった(その代わり、データを示しながら議論できる言語学については議論できた)のが自分的なターニングポイントだったのだが、最近は特任助教の方々とも一緒に仕事をするようになり、改めて自分はあまりロジカルではない(というかトップダウンではない)なと思ったりしている。