コロナ禍のニューノーマルに慣れてきた

午前中は上の子がお手伝いをしたいと言うので、大掃除のお手伝いとして、家の中の窓拭きをしてもらうことに。1時間くらいで終わるかと思いきや2時間くらいかかったが、手伝ってくれて大変助かった。下の子は一人でほっといて大丈夫な場合と、そうでない場合があるのだが、ギャーギャー騒ぎ始めたら面倒を見てくれたり。

毎年恒例であるが今年の振り返り。

1-3月

  • 完全リモートになって初めての国際会議投稿シーズンだが、そこまで例年との差は感じなかった。しかし少しずつ影響が出てきている気がする。
  • 3年間毎年1,000万円もらえる学内の研究費に申請して採択され、3月に内示の連絡が来たので、来年度以降は特任助教の人に来てもらおうと思って調整を始める。准教授だと永遠に助教が採用できないので(教授でも本学は必ずしも助教は採用できないが)、そろそろ仕事の仕方変えたいと思っている。
  • 卒園のタイミングだったが、同じ小学校に行くと思っていた保育園の子が、土壇場で引っ越すということが分かってびっくり。お泊まりしようという話もあったがコロナで実現せず。残念。この様子だと今年もイギリスに行くのは無理だなと思う(結局今年もキャンセルし、来年も行くのをやめ、2023年に1年間行く方向で調整している)。

4-6月

  • 国際ワークショップへの投稿は例年通りであるが、本会議への投稿・採択数が昨年以前と比べると大幅に減った。その代わりに論文誌に費やす時間を増やしているのだが、減りすぎかと思うくらい減っている(国際会議+論文誌の本数はほぼ同数で推移しているが、割合が大変化)。〆切前に忙しくなったりしないのはいいが、常に何か査読したりコメントしたりしている気がする。
  • 昨年度は下の子が生まれたばかりではあったが、フルリモートでよかったのでこの時期はそんなに大変ではなかった印象だったのであるが、今年度は最初は対面で授業しろと言われていたし、GW 明けも出勤しないといけない仕事が色々あって仕事の時間が全然取れずにストレスフルだった。国際会議のワークショップ長の仕事が時差の問題もあって大変だった(が、最終的にはいい経験になった)。
  • 「小1の壁」と言われるが、小学校と学童それぞれですぐ新しい友だちができていて、これがコミュ強か、と思ったりする。とはいえ、下の子の保育園のお迎えの都合で上の子の小学校からは歩いて30-40分かかる学童にしていて、通うのが大変なようで、小学校を転校したい(そもそも学校選択制を使って学区外の小学校にしているので、学区内の小学校にすれば学童との距離は徒歩数分)、と何度も言われるし、学童からも「小学校を出てから1時間近く経っているはずなのに、まだ学童に来ていない」と何回も電話がかかってくる。

7-9月

  • これまでの仕事をまとめるために、本を執筆することにした(深層学習関係が落ち着いてきたというのが一点と、もう一点は深層学習以前の話も記しておかないと失われた知識になりそうなので)。企画も通してくださり、来年の授業でも使うことにして、外堀を埋めていく作戦。
  • 出勤しないといけない日が減ったのでだいぶ楽になったが、また体重が増えたせいか扁桃炎がぶり返し、9月にはひどい熱が出た(結局年末までに3回39度の熱が出て体調不良でしんどい思いをする)。歯も痛くて虫歯が見つかり、そのせいか微熱が続いていてずっと不調だった。
  • 学童は夏休みで小学校に行かずに直接行けばよくなったので、上の子は落ち着いた(2軒隣の同級生と一緒に学童に行けるし)が、やはり小学校から学童が遠いのが根本的な理由なので、学童を変わることにした(学童の選択と小学校の選択は上の子に確認はしたが意見はあまり聞かなかったので、今回はちゃんと意見を聞いた)。公文もスタートしてみることにした。

10-12月

  • 特任助教の2人に来てもらって、研究室 v2 が始動。明らかに研究に対するクオリティのレベルが上がり、これは1人 PI の時と違いすぎると絶句。たとえて言うならドラゴンクエスト1(1人)と3(最大4人、自分以外のメンバーは選べる)の違いくらい違う。後期の授業が始まり、午前中に執筆活動をするつもりだったのだが、NICT の委託研究の申請書を書いていたり、いろいろ書類があったりして、思ったより時間を取られてしまい、ほとんど進まなかった。
  • しばらくコロナで学外の人とは会っていなかったが、コロナも落ち着いてきたので何人かの方と直接会ってお話をしたりして、自分はほとんど誰ともリアルには会わなくても大丈夫だと思っていたのだが、やはり会って話すのも大事だなと思ったりする。しかし年末のオミクロン株の様子も見ていると、あと2年くらいはどうしようもなさそうでもある。
  • 学童を変わったせいか公文を始めたせいか分からないが、上の子の様子は安定してきたのでだいぶ楽になった。しかし暗くなる前に帰宅させると午後4時帰り(家に着くのは4時半)で、在宅勤務がメインでないと到底無理。

1年を振り返ると、コロナ禍のニューノーマルに慣れてきた、という感じ。2023年以降の仕込みを少しずつ始めている。