研究の倫理審査を受けてみる

今日は在宅勤務。

午前中は研究倫理審査の書類を確認したりなんだり。自然言語処理分野では必ずしも研究倫理審査が必要だと言われることはないのだが、実験協力者に謝礼を渡すような場合だと、研究倫理審査を受けておく必要があり、今回は研究倫理審査の申請をしているのであった(研究室で出すのは4件目)。

昼からはデータ構造とアルゴリズムIの授業。「データ構造とアルゴリズム」と言っても、本学のカリキュラム上はコマ数が少ないので、座学ではほとんどデータ構造の話をすることができない(詳しくは演習の時間にやるようになっている)のであるが、色々データ構造の話を余談として入れたら、講義の時間が足りなくなってしまった。

あと、本学の学生は Web シラバスだとかなんだとか見るだろうから(課題も結局この授業は1年生向けなので大学の EMS を使って出している)、あまり授業のページを用意しても意味ないかなあ、と思っていたが、学外の方から授業のページを見て「アルゴリズムの授業お願いできませんか」と問い合わせがたまたま来たりして、作っておく意味はあるのかも、と思ったりした。いくつか理由はあるのだが、この依頼についてはお引き受けすることにした(来年度1年だけでもいいということと、家から自転車で通勤できる距離の大学なので)。

午後は共同研究の内部ミーティング。今年は共同研究関係で言語処理学会年次大会で3件発表する予定なので、それについての原稿を確認したり。しかし今年は逆に新入生(B4 の4人+来年度に進学が決まっている3人)で言語処理学会年次大会で発表するのは2人しかいないので、例年と比べるとかなり寂しい感じ。もしかすると、世の中がオンラインベースになった影響が出てきているのかもしれないな……。