一人っ子だった時代はもう昔

昨晩は上の子がいなかったのでなんとなく開放感があり、午前2時から7時まで、原稿のコメント(2件、合計4時間)をしたり、メール処理をしたり。割り込みがない固まった時間がないと、長い原稿にコメントを入れるのが難しいので……(long paper や論文誌をもっと投稿するためには、仕事のやり方の調整をしないとなかなかできない)

午前中は COLING 2020 読み会。最終回だったので4件の紹介があり、たっぷり2時間半(1ヶ月前のことだったので、それぞれの論文の詳細を忘れてしまった)。うちの研究室、論文を批判的に読む力はみんなついている気がするのだが、そもそも論文を読んでいる平均的な絶対量が少ないような気がする(そのためサーベイ不足で後日重なる研究が見つかって困ったことになることもある)ので、組織的に増やす方法を考えたい。最近は、目にした論文を Slack のチャンネルに投下する、ということをスタートしているのだが、なんだかあまりインタラクティブにならないので……(学生間ではやりとりできているようなので、むしろあまり自分が関与しない方がいいのかもしれないが)。

午後は NLP 応用グループのミーティング。もう学期末なので、そろそろ春休みの過ごし方について考えたりする。就職活動の有無に関わらず、2-3月に研究をする人はその年の国際会議で発表できることが多い(その後論文誌にもつながる)、という因果関係があるので、できれば可能な範囲でみんな研究をしてほしいとは思っているのだが、研究だけが人生全てでもないので、特に強制はしていないし、するつもりもない。

今日も家には上の子がいないのだが、子ども1人だった頃はこんな家は静かだったんだあ、と改めて感慨深くなる。10年もすれば、すぐこうなるのだろうけど。