COLING は由緒正しい会議です

朝に少しだけメール処理して、ずっと COLING(再来週〆切)と NL 研(来週〆切)の原稿を見る。今週の日中は大学のネットワーク障害関係でほとんど時間を取られてしまったので、しっかり時間を取れる初めての機会である。

NL 研(情報処理学会自然言語処理研究会)に関しては、日本語原稿なので日本人なら言語的な障害はなく、実験が終わっているとするとどれくらい論文の書き方が身についているか、ということなのだが、小まめにできたところまで送ってもらえたりすると、スキマ時間に少しずつコメントできたりするのでありがたい。一気に送ってくるのでもいいが、全体的に上がるのが遅いと、最近は小町の仕事時間が限られているので、十分付き合えない、という問題があるのだ(たとえば前期は月曜日と火曜日は授業以外ほとんど何もできないとか、木曜日は1日中会議に拘束されることが多いので何もできないとか)。

COLING(自然言語処理のもっとも歴史ある国際会議の一つ)にー関しては英語原稿なので、 内容プラス言語の壁もあるのだが、結局論文でも初見の内容についてコメントしたいのは英語以前の部分が多いので、やっぱりいきなり国際会議の原稿を書くのではなく、NL研なり言語処理学会年次大会なりで一度日本語原稿を書いてもらってから、英語で書く、という順番の方がいいのだろうな、と思ったりする。(日本語原稿を英語にしたところがスタートで、そこまでの原稿は内容は日本語でチェックしているので、英語の表現だけチェックすることができる一方、英語原稿で追加された部分は分量的に少ないので、直接見てもそこまで負荷は高くない)

今年は COLING が終わると COLING 併設のワークショップくらいしかないので、ここで決着できるといいのだが……。