参加費で100万円を超えている

午前中は受託研究のミーティング。共同研究と受託研究にそんなに違いがあるわけではないのだが、論文を書くかどうかの違いかなと思っている(受託研究は基本的に再実装あるいは既存実装の新しいデータやタスクへの適用で、論文を書くことはスコープに入っていない)。

ただ、受託研究でもやってみたら意外と研究ネタっぽいものに出会うことはあるもので、サーベイばかりでなく現実のデータを見るというのは大事なことである。

午後は NLP自然言語処理)若手の会シンポジウムのポスター練習。前日なこともあり、けっこう研究室に人がいて活気がある。言語処理学会年次大会の原稿〆切間際もこんな感じだが、こういうそこはかとない高揚感があるのは、研究をしていて好きなところだと思う。

今年は研究室合宿(夏の成果報告会)をしない代わりに、自然言語処理分野のメジャーカンファレンスである COLING に研究室全員で参加しようと思っているのだが、参加費が思ったより高い。学生料金、かつ本会議のみでも46,000円なのだが、これ22人分だと参加費だけで100万円を超えてしまう(汗)これに交通費と宿泊費が乗るので、トータルで200万円台になりそう。ACL でよく見かけるように student volunteer みたいなのがあって、1日ボランティア(タイムキーパーとか、マイク係とか、受付とか)を参加費が割引になることを期待しているのだが、ACL 系の国際会議だけの措置なんだろうか?

払う分にはかまわないのだが、発表者と聴講だけの人とで何らかの差はつけたい……