3週間ぶりにサーバを立ち上げる

今日は出勤日なので出勤して COLING 2020 読み会。職場(日野キャンパス)のネットワーク環境が劣悪で、今日も2時間の Google Meet による勉強会中に2回くらい切断される(教授会のときが一番ひどく、多数の先生方がしばしば落ちている)。自分は有線で接続しているので、純粋にネットワークがダメなんだろうと思うが、自宅の方がマシ、というのは大学としてはいかがなものかと思う。あと、EMNLP 2020 読み会から COLING 2020 読み会にして、1回の発表者を3人から4人に増やしたら、ちょっと読み会の時間が延びた気がする(当然かもしれないが)。

昼からは来年の大学院の授業に関する打ち合わせ。非常勤講師をご快諾いただけてよかった。少しずつ都立大の学生たちのレベルが上がるといいなと思っていて、実際に年々明らかに上がっているのだが、都立大以外の学生たちもできる学生たちがどんどん増えてきている気がするので、そもそもこの業界に優秀な学生が入ってくるようになったのかな、と思ったりしている。自分としては、学部は情報系以外だが大学院から情報系に来たい(そして博士後期課程まで進学したい)という人がもっと増えるといいなと思っているのだが。

あと、博士後期課程くらいまで行くと、学部のころの(大学院とは違う)専門性が活かされるように思っている。大前提として、学部時代の専門は専門でしっかり勉強している、というのがあるけど(低年次のうちから専門が合わないと思って他の勉強ばかりしていた、みたいな人は、大学院で専門を変えても必ずしも専門がその後に活かされないような気がするので、学部変更したり大学に入り直したりした方がいいのかもしれない)。

午後は NLP 応用グループのミーティングの前後にサーバ管理。ようやく11月の連休以降3週間近く止まっていたサーバを復旧できた(他はすぐに復旧できたのだが、1台だけ時間が取れずに立ち上げられなかった)。結局、Software RAID でミラーリングしていた HDD で、何らかの理由でミラーリングが止まり(原因を追求した方がいいのかもしれないが、2-3月までその時間はない)、それに伴って GRUB が OS を見つけられなくなっていたので、Live USB を使って GRUB だけを再インストールしたら起動できるようになった。今の設定だと、ミラーしていた片方の /dev/sda の GRUB からもう片方の /dev/sdb の Ubuntu を起動しているような形になっているようだが、とりあえず修士論文が書き上がるまで再起動もしないだろうし、このまま動かすかな……。

このサーバ、研究室ができた年に購入したので、もう7年ものであり、そろそろ入れ替えを考えたほうがいいのかもしれない。HDD は2回総取り替えてしているので、HDD のせいではないと思うが、Software RAID のコントローラがあやしい気がしていて、若干怖い(Software RAID コントローラは2系統あり、データの方は特に問題なく、システム側のコントローラが変?)。データはバックアップしているので、壊れても1週間分くらいのデータがロストするだけだが、新しいサーバを立ち上げるまで動かせなくなってしまい、新しいサーバを購入するにしても、購入手続きや設定をする時間を自分が取れるかというのがボトルネックになっている。