進学を考えている人もいる

今日は在宅勤務の日。月曜日は固定のイベントが1月以外にないので、少し気楽。

午前中はメール処理。週明けなので、ある程度やむなし。

昼からは共同研究のミーティングを2件。上記のように、固定のイベントがない日なので、逆に月1回くらいのミーティングが入りやすい曜日でもある。

博士後期課程への進学について、最近日本でも博士後期課程の学生の待遇が改善される方向に進んでいて、よいことだと思っているが、博士後期課程は進学したからといって博士号が自動的に、あるいは高い確率で取得できるという代物ではないし、研究室によって博士号の取得率や取得までにかかる年数には大きな差があるので、その研究室の過去の在籍者がどうなっているのかは、確認したほうがいいのではないかと思っている。うちの研究室は(自分が博士号を取得した NAIST 松本研も)大体1/3の人が3年で博士号を取得、1/3の人が3年プラスアルファで博士号を取得、1/3の人は博士号取得を断念、という感じである。今のところ、社会人博士でなければうちの研究室で(時間はかかるにしても)博士号は取得できるんじゃないかなあ、とは考えているのだが、まだ歴史が浅い(研究室できて7年目)のでなんとも言えない。

あと、経済的支援も含めた環境が整っている研究室とそうでない研究室があり、うちは環境が整っているというわけではないのだが、外の人と一緒に何かやる機会は希望する人にはたくさん提供できる(適切な人につなぐ・つながることができるし、特にそれを止めるわけではなく、むしろ奨励している)と思うので、研究室の中だけでなく、色んな人とあれやこれややりたい人は、環境的には補えるのではないかな。逆に言うと、研究室の中だけで完結した研究がしたい人には、あまり適した環境ではない気がしているが……。ひっそりとやりたい人にはもっとこぢんまりとした放任系の研究室がいいだろうし、ガンガンやりたい人にはスタッフの数が多いビッグラボがいいだろうし。まあ、いずれにせようちはどちらの極端でもなく、中庸を目指しているので、学生には利用できる環境(使えるチャンス)は使ってもらえればと思う。

夕方は学部教務委員会。年度末の予定を決めるが、皆さんの予定が合わずになかなか決めるのが難しい(結局自分が情報科学科の委員として代理出席することになった)。