特集で個性が光る学会誌

今日は妻が仕事なのでワンオペ育児だが、1人で1日2人の子どもを見るのは大変なので、土曜保育を利用。今日は子どもがたまたま少なくて、上の子の他には1人しか来ていなかった。

午前中は下の子が2時間半くらい寝てくれたので、来週〆切の国際会議の原稿に全部コメントを入れることができた。すぐ終わるかと思って Mac のソフトウェアアップデートで OS の更新を始めたら、1時間くらいかかってしまい、結局それ以外はあまりできなかったが……。

昼ご飯のあとも下の子が昼寝してくれることを期待したが、一睡もしなかったのでそのまま上の子を迎えに行く。保育園では午前中に1回(30分〜1時間)、午後に1回(2〜3時間)寝ているようなのだが、今日は寝なかったのは午前中の昼寝が長かったせいだろうか。結局お迎えの後の車の中で寝始めて1時間半くらい寝ていた。

合間合間に今号から無料公開になったらしい VR 学会誌の「さきがけ」特集を読む。10本の記事が、「さきがけ」という若手(博士号を取得してから15年くらいまでの、研究者としては駆け出しの人)研究費にまつわるエトセトラを寄稿していて、そもそもさきがけで10本の記事が集まるくらい若手の採択者がいる分野だというのがすごいと思うが(自然言語処理だと、既にもう重鎮クラスになった方々が参加されていた情報と知を入れると、10人はいるだろうが)、どれも読み応えがあっておもしろい。

自分自身、「さきがけ」にはかれこれ助教時代から通算して5-6回応募しているようで、3回は面接に呼ばれているのだが、まだご縁がない(ちなみに、面接に呼ばれた3回は全て領域が異なり、応募した研究課題も全く異なる)。面接まで残ればあとは2-3倍だと思うのだが、ここから先のハードルが高い(自分の詰めが甘いのだと思うが)。採択されたら自分の「さきがけ物語」を書いてみたいと思うが、もうそろそろ若手という感じでもなくなってきているし、執筆のチャンスはあるのだろうか……。