正月は4人揃って初詣

年明けて、例年通り武蔵境の杵築神社に初詣。午前中だったので、あまり人もいなくてよかった(我々は参拝したいわけではなく、神社に行って干支の掛け軸の前で家族の集合写真を撮りたいだけなので、参拝客がたくさんいても別に構わない)。

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午後は近所の公園に行く。流石に元日なので人も少ない。

毎年恒例であるが、去年の抱負の点検。

  1. 家族を大事にする。

下の子も大きな怪我や病気もなく育ってくれたし、上の子も素直ないい子に育っている。保育園が緊急事態宣言で休園したり、シルバー人材さんが来てくれなかったりと、色々困ったことはあるのだが、一応それも含めて適応してきている(いわゆる「小1の壁」がどうなるか分からないが)。あれやこれやと在宅勤務の環境を整えたが、妻が転職した影響もあり、自分も妻が出勤する月12日(平均的には週3日)は在宅勤務、残り(平均的には週2日)は出勤、というような形で「ニューノーマル」に適応した。

  1. 国際的に高く評価される研究に取り組み、論文誌に投稿する。

結局 TACL に投稿していた論文は通らなかったものの、ACM TALLIP に投稿していた論文は1本通った(1本は reject で諦めた)し、Neurocomputing にも1本投稿したし、少しずつ国際論文誌に投稿を始めている。今年度は3人が博士号を取得予定で、研究をやり切ることができるようになってきた。あと、ちょっとリソースが避けない時期に仕事が来たりして迷惑をかけてしまうこともあったが、国際会議の仕事は優先的に引き受けている(国内学会の仕事だと、日本の事情に合った仕事のスケジュールになるのでこの問題は少ないのだが)。

  1. 一度立ち止まって考える。

新型コロナの影響で締切が延びていた「さきがけ」になんとか研究計画書を出すことで、自分は一体どういうことがしたいのか、ということが分かった(申請自体は、1次を通過して面接まで進んだが、不採択だった。同時期に申請していた「創発的研究支援事業」は、そもそも面接にすら呼ばれなかったが、周囲の話や採択結果を見るに、情報系の人はほとんど採択されない事業だったようだ)。それに合わせて、今後5年間での研究室での研究をどうするか、という方向性が見えてきた。

100点満点で採点すると、1つ目は4月から6月までの間にドタバタしたのがあったので10点減点、2つ目は目標としていたことは取り組めたものの成果が伴わなかったりちゃんとできなかったりしたので15点減点、3つ目は想定通り達成することができたので満点として、去年は75点かな。

そして今年の抱負。

  1. 怪我と病気に注意する。自分もそうだが、特に家族。上の子は小学生になり学童との移動、下の子は歩くようになって危険行動が増えているので、1年無事に過ごしたい。
  2. 時間の使い方を見直す。下に書くこととも少し関係するが、またインプットをする時期に来ているということと、アウトプットとしてどのような媒体でどういうサイクルで出していくか、という戦略も考えたい。
  3. 新しい研究に挑戦する。首都大に来てからの研究スタイルはだいぶ確立して、この環境でできることは一通り試したので、ここからまた新しい研究テーマ・研究スタイルに挑戦したい。

厄年も今年で終わり(数え年で44歳)なので、ここから少しずつ独創性を上げていきたい(普通は若いときに研究をしたいと思うようだが、自分は意図的に研究のピークを50代に持っていくつもりで計画している)。