論文をみんなで読んでみる効果

今日は出勤日。下の子の熱は下がっていて、妻は非番の日だが、妻が家で研究したいと言うので、下の子は病児保育に連れて行くことに。

で、朝、出勤しようとしたら、9時からシルバー人材の人が来るのでしばらくいてもらえないかと頼まれたが、それなら午前中は自分も在宅勤務してよいかと聞くと、それはダメと言われたので、それなら出勤するしかない(10時半からミーティング)と答えたら、微妙な雰囲気に。自分は在宅でも職場でも仕事はできるが、妻は自宅でないと研究はできないので、自分が職場に行くのは家族としては合理的な判断であり、そこは論点ではないのだが、この大雨の中、(妻が車を使うので仕方なく)わざわざ公共交通機関を使って不要不急の出勤をしているので、そこは許してほしい……。

午前中は言語学習グループのミーティング。ちょっと今回は話すことがたくさんあり、1人欠席した人がいたものの、結局5人で3時間ちょっと話す。サーベイ報告で論文リストを見せてもらい、その中で自分の知らない論文についてかいつまんで紹介してもらっていて、この部分が意外に時間がかかるのが長時間化する理由の一つなのだが、実はこの時間がかなり重要な時間であり、グループでミーティングするメリットでもある(似たような研究の情報をみんなで共有できるし、論文の読み方を身につけることができる)ので、うまいやり方を考えてみたい。(今学期は研究室全体で論文紹介をする時間を例年の1/2〜1/3にしている影響もあり、その代わりにグループミーティングで聞くような分担になっている)

午後は機械学習の授業。午前中のミーティングが思ったより延びてしまったので、今週にやりたい部分だけ準備していて、先週の復習の部分をちゃんと準備していなかったところ、Google Colab でコードを実行するときにバージョンの違いでうまくいかない箇所があって、結局時間切れになって飛ばしてしまった。まあ、そもそもそこまで重要なところでもないのだけど、こういう準備不足はちょっと申し訳ない。来年は今年に使った教科書と参考書を反転させて授業をするつもりなので、どこをやってどこをやらないか、もう少し練っておきたい。