グループのディスカッションで締めくくり

扁桃炎は少しずつ治ってきているが、やはり仕事の日はミーティングや授業があって喋らないといけないので、まだ痛み止めが手放せない感じ。熱も36度台真ん中くらいあるので、平熱が36.0度の自分としてはやはり微熱である。

今日は昼休みが1時間取れたが、午前と午後合わせて3時間(1.5時間ずつ)のグループミーティング。機械翻訳グループに人が増えた。最近は深層学習を使う人がほとんどなので、今年は Mac を入れ替えるだけでなく、GPU も少し入れ替えようと思っている。Mac も去年は旅費がかさんだので壊れたものしか買い替えなかったが、今年は旅費がほとんどかからないと思われるし、2015年より前に購入したものは今年に全部入れ替えたい。突然学外からインターン生が来たり、高校生向けの体験授業をしてくれと言われたりするので、4-5台の端末は古くても捨てずに常にストックしておく必要があることを数年前に学んだが……(個人的にはこういうのは好きなのであるが、情報科学科ではこれらを受け入れるインセンティブがほぼないので、今後はあまりやる必要がないのかもしれないけど)。

午後は明日のオンライン中間試験の準備。どのようにやればいいか、そもそもやるべきかどうかを思案していたが、結局時間内には解き切らないくらいの分量を出すことで、不正がしにくいような形にすることにした(マイクやカメラをオンにして監視することはやりたくないので)。もちろん、裏側で相談してやっていても分からないし、分担してやれば全部解き切るかもしれないが、時間を極端に少なくしているので、他人に回答を伝える手間をかけていると、自分の答案が厳しくなるくらいの感じ(同じ部屋に集まってやっていて、誰かが解いたのをそのまま覗き込んで写したりするなら、写させる側の手間は最小限に不正できるけど)。評価全体におけるウェイトも下げたし、このご時世にちゃんと評価するのは難しい(合格と不合格くらいの粒度でよい)と思っている(本人確認も難しいし)。

夕方は津田塾の非常勤の最終回。今回は Google のニューラル機械翻訳と統計的機械翻訳を比較してもらうという話で、Zoom のブレイクアウトルームを使ってグループで話してもらって最後に全体にフィードバックしてもらったのだが、割とみんな普通にすらすらと話していてちょっと感動する。去年はだいぶ詰まっている学生がいたので、内容を少し手直ししたせいもあるのだが、オンラインだからこそ、みんなの距離が近いのかもしれない。新入生から完全にオンラインだとまた違ったコミュニティになるのかもしれないが、すでに B3/B4 くらいになっていると、完全オンラインでも横のつながりはそこまで変わらないのかもしれない(卒研みたいなのだと、このケース)。まあ、研究室配属での問題は、同学年を超えたつながりの方なわけだけど……