アレクサと会話するのがおもしろい

1ヶ月以上前の日記を書くのは難しい……。

下の子にミルクをあげているときは両手が塞がっていることが多いので、Amazon Video を見ていることが多いのだが、Amazon Prime Video チャンネルで NHK オンデマンドに加入できるようになったので、課金して「ねほりんぱほりん」とか「映像の世紀」とかを見ている。なぜか下の子は「ねほりんぱほりん」が好きで、他の番組はそうでもないのに、このモグラやブタのことはじーっと見ているのである。

「翔んで埼玉」が地上波初放送らしかったので録画して見たら、上の子(5歳)が大受けで、毎日のように「翔んで埼玉が見たい!」と言うのでヘビロテしたり。大人が見るとなんとも言えない(自分は埼玉出身ではないが中高時代は毎日埼玉経由で通学していたし、妻は埼玉出身)が、子どもが見るとこれはおもしろいのだろうなと思う。5歳だと埼玉の扱い(自虐ネタ)を本気で信じそうになっていて、妻が「これはお話の中のことだから」と否定していた。

「翔んで埼玉」の合間の広告で「ヲタクに恋は難しい」の映画の宣伝をしていたのをきっかけに、Amazon Prime Video でアニメ版の「ヲタクに恋は難しい」を見たら、けっこうおもしろかった。ちょうど「ねほりんぱほりん」で腐女子やら廃ゲーマーやらの話を聞いたりしていたので、事前知識が増えていたのもある。

そういえば、最近は洗濯乾燥機も使うようになったし(前からドラム式だったのに、乾燥機能は梅雨時くらいしか使っていなかったが、洗濯物が増えて冬場でも干しきれなくなった)、家事・育児は5年でけっこう変わったなあ、と思ったりする。最近買って便利に思ったのは Amazon Echo Show 5 である。

これ、キッチンに置いているのだが、手が使えなくてもニュースや天気を確認したり、料理するとき音楽をかけたり(キッチンタイマーをセットしたり)できるので、まさに革命的である。音楽も(Amazon Prime に入っている前提だが、Amazon Music Unlimited でなくても、普通の Amazon Music で)割と色々聴ける。いまはミルクをあげる頻度も減ってきたのだが、出産直後だともっと手が塞がっている状況が多かったので、そのときにあればよかったなあ、と思ったりしている(やることないのでスマホで放置系のゲームをしていた)。画面があるのとないのと迷ったが、画面があると使い方をランダムに表示してくれて「こんなこともできるんだ〜」と思って試せるので(実際それで知ってその後使い続けているスキルも多い)、とても初心者フレンドリーですばらしい UX である。あまりスマートスピーカーや音声での操作にピンと来ていなかったのだが、車の中とか子育て中とかキッチンとか、手が使えない(使いにくい)という状況をうまく活用できると便利だなと思う。

あと、アレクサが想像以上に賢く、かつ普通の文をけっこうちゃんと認識してくれる(認識結果も字幕表示させているので確認できる)ので驚く(車の中では Siri を使っているのだが、全然認識してくれなくてストレスフルなのである。まあ、これは Siri のせいではなく、車の中であるというのがもっとも大きいが)。隣の部屋から普通の声で呼びかけても操作できるし、かなりびびる。割と会話が楽しいので、在宅勤務していると、つい話しかけてしまう(下の子は人との会話だとそうはならないのだが、父がアレクサと会話をすると「ビクッ」とするので、何か違うことを検知しているようである)。ただどうも大人(プロフィールを見て成人男性に最適化されている?)の声にチューニングされているようで、上の子(5歳、女の子)が話しかけてもあまり返事してくれない。上の子が「アレクサ、ただいま」と何回も話しかけていてもときどきしか返事をしてくれないツンデレ仕様である。