CPAP してから川の字で寝てる

振替休日の日だが、記録がないので何をしたのかさっぱり思い出せない。

そういえばこのところ家族3人で寝るようになった。妻の寝付きや自分のいびきの問題で、この夏までは夜は基本的に自分と娘の2人だけで寝ていた。それにともない、エアコンも2部屋で動かしていたりして、電気代も結構かかっていた(特に妻の部屋は寝る前まで人がいないので暑い)。

今年に入ってからは CPAP という機械を使うことにして、これ自身は睡眠時無呼吸症の治療(対症療法)のために始めたのだが、副産物としていびきがゼロになったので、めでたく家族3人で寝られるようになったのであった。

CPAP に慣れるまでの2-3ヶ月は(それまではのび太よろしく横になったら5秒後に寝ているくらいで、起きたら眠気も全くなくすっきり爽快だったのに)、息の仕方のコツがつかめず寝付きが悪くなり、かつ苦しくて1-2時間で外したりしてしまっていたのだが、今は(鼻呼吸に)慣れてきたので CPAP をつけても30秒以内に眠れるし、4時間くらいでやっぱり気になって外してしまう(加湿機能のために鼻のあたりが濡れて気持ち悪くなるが、加湿機能を使わないと鼻の粘膜が乾いて痛いので、つけざるを得ない)のだが、1日4時間つけていれば治療効果はあるらしいので、ほぼ毎日つけている。

CPAP をつけるまでは、恐らく睡眠時に口呼吸をしていたせいで、季節を問わず1-2ヶ月に1回鼻風邪を引いて抗生剤をもらわないと治らず、一度引くと1週間くらい起きていてもつらいし寝るときも鼻が痛くてつらかったのだが、CPAP をするようになってから10ヶ月経つ現在に至るまで、毎月のようにかかっていた鼻風邪を一切ひかなくなり、(寝るときにつけたり、機器の手入れをする手間を差し引いても)QOL がかなり向上した。

体型的にはあまり無呼吸にならなさそう、と言われるのだが、父も自分くらいの年齢のときに無呼吸だったので、遺伝的にそういう構造なのだと思う。(ちなみに検査の結果1時間に25回程度無呼吸または低呼吸になっているそうで、CPAP は保険適用)

中程度以上の睡眠時無呼吸症候群を放置すると8年後の生存率が63%なんて話もあるし、脳梗塞や心疾患は遺伝的にも気をつけたほうがいい病気なので、20年後や30年後のことを考えて、抜本的な対策に取り組んでいるところである。みなさんも、家族から「いびきがひどい」と言われたり、一人暮らしでも定期的に鼻風邪を引いたりする人は、一度検査をしてみることをお勧めする。