台風一過ということで午前中は小金井公園に行くが、誰もいない……。空がきれい。
おもしろい本だという噂を聞いたので、「バッタを倒しにアフリカへ」を読む。
- 作者: 前野ウルド浩太郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/05/17
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (31件) を見る
自分も割と逆境に強いタイプだと思うが、この本の中にもあったように、トラブルがあると普通の人はイライラしたり不安になったりするようだが、自分はいつからか「ちょっと困ったことあったけど、話のネタになるからいっか」と開き直ることができるようになったので、あまり問題を問題視しないのかもしれず。
同じく新書になっていた「理系という生き方」という本も読む。これは最相葉月氏が東工大で行った連続講義を元にした本で、だいたい毎回1人ゲストを呼んで話してもらったあとに対談をするというスタイルだが、どの話も一級におもしろい。研究について考えるヒントが満載なのだが、書名通り「生き方」にも焦点があり、人生ってどういうふうに考えて選択するか、というのがよく分かる。学部生のときにこういう話を聞ける人たちは幸せである(こじらせていて、聞いても反発するかもしれないけど)
理系という生き方 東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか (ポプラ新書)
- 作者: 最相葉月
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2018/05/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 最相葉月
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2015/11/11
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
自分もまだ何者でもないと思っているのだが、「XXX と言えば小町」みたいに言ってもらえるような仕事、できるかなぁ。自分で学会を作るくらいの気概がないと、と思うのだが、学会を減らすことには関心があっても増やすことには関心がないので、自分はそういう役回りではないのかもしれないが……。