午前中は研究室 OB が来てくれて、企業の方とミーティング。まっとうな感じで開発していて、好感度が高い。この分野、研究しないといけないところと、しっかり開発しないといけないところがあり、前者だけでも後者だけでもダメだと思うのだが、両方ちゃんとやろうとされているようである。お昼はサシで色々話を聞いたが、目まぐるしく変わる時代だし、ようやくうちも学科が新しくなって挑戦しやすくなったので、2025年くらいには十分戦えるようになっている(首都大を出た、というブランドが確立する)かなと思ったりする。
午後は進捗報告を聞いたり研究相談を受けたり。時間がない……
夕方は企業の方の訪問があったのだが、ちょっとあまりこちらのことを(というか自然言語処理そのものを)調べて来てらっしゃらないようで、微妙な感じに。どうも「人工知能で問題解決!」みたいに思ってらっしゃるようで、まず「仕事ではじめる機械学習」をお勧めしてみたり。
- 作者: 有賀康顕,中山心太,西林孝
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まあ、それをするのが難しいというのは分かるのだが、スタートアップといえどまともな研究室で修士号を取った人が1人いればいいと思うし、うちの研究室ではそういうところに1人で行ってもデータ作成から問題分析まで全部できる人を育てているつもりなので、もっとこういうことのできる人材が増えてほしいと思ったりする。しかし学部卒ではできないと思うので、やっぱり修士まではみっちりやらないとダメだろうなぁ。