掃除をしたり洗濯をしたり。コーヒーを飲むと休日は調子がいい。
以前から読みたいと思っていた「研究者人生双六講義」をようやく購入したので、読んでみる。
- 作者: 入来篤史
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2004/02/22
- メディア: 単行本
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以前も孫引きしていたが、今回ちゃんと読んでみたところ、以下のような感じ。
- 与えられたテーマで実験して結果を出せること (これができないと研究室に存在できない)
- 自らテーマを見つけ仮説を立てられること (平均的な大学における大学院生に要求される水準)
- 自分の名前で研究費を獲得できること (ボスの名前の申請書の共同研究者から、一人前のプロの研究者になる最低条件)
- 独創的な研究を着想遂行できること (外国や他人の研究の後追いではなく、他人が続いて研究するようなテーマの開拓)
- 研究領域で不可欠な人材となること (その人がいなければその研究テーマが成り立たない、というような人材になる)
- 研究領域を代表して組織を率いる (一人の力では達成できないような研究を遂行する)
- 独自の研究領域を提案し予算枠を獲得できること (自分以外の他の研究者にも大きな成果を分配する)
- 国家の科学技術基本政策を策定遂行できること (10年、20年先を見据えた研究を計画実行する)
(前掲書 pp.15-20 より抜粋。括弧内は引用者による)
去年の10月は「2段と3段の間」くらいだったようだが、今はちょうど3段かな。1年経って少しは進歩したかな。将棋は4段からプロ棋士なので、それくらいにはなりたいものである。
あと「崖っぷち弱小大学物語」
- 作者: 杉山幸丸
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2004/10
- メディア: 新書
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引っ越しのために掃除をしていたら人工知能学会作成の「研究者人生ゲーム」を発掘したので、今度の研究室 BBQ のときにでも持って行こうかな。和気藹々とやるようなゲームじゃないかもしれないが (汗)