クレームを市役所にする人もいる

今日は午後に用事があるので機械翻訳勉強会を早めにスタート。最近 GPU 戦争が勃発しているようで、なんとかしたいのだが、時間が取れず……。ハードウェア的には増設できるのだが、自分の時間的に作業できない。結局8-9月か2-3月でないと動けないのである。

午後は都立高校の理数研究ラボというイベントのオリエンテーションに参加。7-8月の夏休み期間中に2-3日間都立高校の高校生が来て、研究体験をしてもらうというもので、情報科学は他の学科よりテーマを出してほしいという要請があったので、小野先生と小町とで担当することにしたのである。まあ、最近自分の首都大における教育の質の向上に重要なことは、高校1-2年生に進学先として考えてもらうことだと思っているので、こういう機会は(負荷がかかるとはいえ)ありがたい。

夜は保育園の全体会議。保育園の Facebook を見た「地域の人」から市役所の保育課に2件(同じ人から)クレームが来て、呼び出されて指導された、ということで議題になっていた(保育者から謝罪があった)のだが、とうとうそういう時代になったのか、という感じ。クレーム内容からするに、子育てをしたことがない人からのクレームではないかな(子育てをしていたら、それは問題ないことは分かるはず)、と思うのだが、市役所の人もそれは承知しているようで「せっかく長年いい保育をしているのに、こんなつまらないことでいちゃもんがつくのはもったいないから、気を付けてくださいね」というお話だったそうだ。自分としてはそもそも2件とも保育者が謝る必要もないと思う事例(謝るなら保護者が承認している事例なので、承認した親も謝るべき)なのだが、地域の中で密着して保育をしないといけない関係上、謝るのがいいのだろう。色んな人が増えているから、気を付けないといけないんだろうな。(認可保育園ならまだ分かるが、無認可保育園で「市役所としてどう責任を取るのか」みたいに言われても……)