ジバニャンならぬ地場野菜

12月が30日で終わりだと思っていたら31日まであって、一日得した気分。

平日のうちに銀行の手続きなどしておかないといけないので、駅の方に行ったりする。結局一番大事なキャッシュカードを忘れていて、家に戻ってからセブンイレブンで手続きしたけど……(みずほもUFJも毎月3回まではコンビニ利用手数料がかからないのだが、月末なのでもういいかと)

天気がよかったので、午後は小金井公園に行ってみる。しかし、寒いので公園の入口付近まで行って引き返す。帰りしな、畑の横にある野菜の無人販売所で大根を買ったりする。この販売所、自分が幼稚園のころからあるのだが、実は一度も買ったことがなかった(そもそも実家にいるときは料理していないので、当然ではあるが)のだが、家に帰って食べてみると、みずみずしくておいしい。やはり取れたての地場野菜は違うのだな〜。

午後、娘の世話をしながら『「子育て」という政治 少子化なのになぜ待機児童が生まれるのか?」』を読む。

来年度から保育の制度が大きく変わることに関連して読んでみたのだが、筆力があって読ませる。AERA with Baby の編集を7年間していた、と書いてあり、納得。なるほど、と思うところも多い反面、単発のエピソードを入れた定性的な議論(というか印象操作)が1/3〜半分くらいあり、読後感はあまりよくない。認可保育園に入りたいのに入れなかった場合は異議申し立てをするとよい、それにはこうすればいい、と非常に具体的の書かれていて、その部分だけでも読むと役に立つ人はいるだろうし、もっと親も法律や政治を知って行動すると世の中変わるのではないか。

自分たちは認可の保育園に入れたいとは思わないが、認可の保育園に入れたい人は(義務教育の小学校と同じで、「この園でないと嫌」という意見まで聞く必要はないが)全員入れるような制度になっているべきだろうし、それとは別に認可外の保育園に入れたい人も尊重してほしい。いまの制度だと、認可外の保育園の運営に対する補助が少なく、認可の保育園の保育士でないと、相当な低賃金・長時間労働で保育者が働かざるを得ないが、初等教育中等教育と同様、多様なライフスタイルを実現するために、認可であろうとなかろうと、十分な公的支援をするべきだと思う。

「ここに住んでいる人はここの小学校区」みたいに決めて、全員受け入れるようにできないのかなぁ。もちろん義務教育と違い、人数を予測するのが難しいし、全員が使うサービスでもないというのはあるのだけど、だからこそ公的に整備する必要があるのだろうし……。