保育園送り迎えが楽しめる

今日は半年に1回の保育園の大掃除。例によって土曜日は妻は仕事なので、自分のみの参加だが、晴れてよかった。

とはいえ、今回は初めて「おやつの部屋」担当で、外回り担当ではなかったので、雨でも晴れでもあまり仕事は変わらず。同じ場所を担当させてエキスパートにする、という方針ではなく、少しずつあちこち担当させて全体的に引き継ぎができやすくする、という方針だそうである。確かに子どもが小さいうちは認可保育園に転園させる親もときどきいるし、親の転勤で引っ越してしまう子どももいるので、残ってくれると思っていた人がいなくなってしまう可能性を考えると、エキスパートを養成するリスクが高いし、合理的である(自分たちはこの保育園から他所に移る気はないけど)。

この保育園、10月から新しく来た子の父親も自営業だそうで(送り迎えをしている)、やはり時間に融通の聞く父親が多いような気がするし、特殊なところのように思う。父親が送り迎えをするのは、送り迎えをして子どもたちと交流するのが楽しいからで、保育園の入り口で子どもを保育者に渡して中に入らない、みたいなところでは、保育園に通うのが(親も子どもも)楽しい、というふうにはならないだろうな〜。

逆に言うと、認可の保育園に転園する親は、父親の育児参加がほとんどないか、あるいは物理的に遠くて通わせるのがしんどい、みたいな場合な気がする。転園するときの理由は「認可園のほうが安いから」という理由が一番多いそうで、確かにそういう人もいるのだろうが、そういうと角が立たないからそう言っている、というのもあるのではないだろうか……。

ここ1年くらい、妻から「最近家ですごく笑うようになったね」と言われるのだが、朝起きて娘にご飯食べさせたりして笑い、保育園に連れていって子どもたちと少し遊んで笑い、保育園に迎えに行って帰ってきてお風呂に入って笑い、絵本を読んだり遊んだりして笑い、みたいな感じで毎日過ごしているので、家にいるとき笑顔でいることが増えている、というのは自分でも分かる。むしろ自分の人生、毎日笑顔でいる時間が必ずある、なんてことは小学校に入ってからずっとなかったので、毎日家族で元気に過ごすことができるというのはありがたいことなんだなぁ、と改めて思う。

自分の人生で現在最優先なのは家族であって仕事ではないのだが、娘が生まれるまではどうしても家族より仕事のほうが優先順位が高く、頭では分かっていても自分の考えをなかなか変えることができなかった(職場から帰宅するのも、渋々帰宅したり、あるいは夜に改めて仕事をしたりしていた)が、娘が生まれて180度人生(観)が変わった。これは独身でいたときや子どもがいなかったときは理解できなかったし、周囲の人(たとえば男子学生とか)にも分かってもらうのは難しいように思ったりもする。

とりあえずいまは毎日家でも職場でも楽しく過ごせていて、自分の人生になんの不満もないし、いまこの瞬間突然人生が終わってもやりきった感があるね(残される人には申し訳ないけど)、みたいな話を夫婦でして、その感覚を共有することができて、幸せな生活を送っているな、と感じる。