研究のために勉強も必要

本日は社会人博士の受験希望の方の見学。最近、博士でも修士でも、受験して進学が決まるまでは色んなことが起こりうるので、あまり人数を確定的に考えないことにしているのだが、社会人博士の人はそもそも固定座席が必要ないので、もう少し多くてもいいのかなと思ったりする。難点は、うちの研究科は博士号が特に取りやすい制度にはなっていないので、積極的に来るといいと言いにくい、というところだろうか……。

お昼は [twitter:@hayasick] さんを囲んでランチ。NAIST の話をしたり、機械学習自然言語処理の話をしたり。自分が外に出にくいので、こうやって来ていただけるのは大変ありがたい。今年度、もっと色々声をおかけすればよかったかも、と思ったりする(調整のオーバーヘッドもあるので、手を広げにくいのだが)。

午後は「機械学習におけるテンソル」というトークをしていただく。今年の IBIS チュートリアルで話してくださった内容だが、以前も NL 研の招待講演で打診したことがあり(そのときはタイミングが合わずお願いできなかった)、今年度で NL 研の幹事の任期が終わりで招待講演をお願いすることもないだろうから、今回お願いしたのであった。自然言語処理でもテンソルで定式化するとスマートに解けそうな問題がいくつかあり、勉強したかったのでありがたい。

トークのあと、研究相談にも乗っていただく。実装上の土地勘というか、実装がどれくらい難しそうかとか、何を使って書けばいいかとか教わることができ、とても助かる。もっとこういう形で自分も学びつつ研究したいな〜。