子どもの日周辺はいろんな家でこいのぼりが出ていて、娘は見つけるたびに「あ、こいのぼり!ちいさいのはわたしで、おおきいのはパパで、あれはかーちゃん」と言ったりしている。家では「かーちゃん、とーちゃん」と呼ばせていたのだが、保育園の影響か、この1-2ヶ月で「パパ」が優勢になり、すっかり「とーちゃん」と呼んでくれなくなってしまった。ただ「かーちゃん、ばーちゃん」は残っているので、なぜ「パパ」だけが変わってしまったのか気になる。
午前中は「プールにいきたい!」と言うので小金井公園の温水プールへ。朝は少し肌寒いくらいだが、午前中はすっかり暑くなってプール日和だった。プール自体は1時間弱の滞在で、顔をつけたりするのに全然抵抗ないし、水の中を移動するのはすいすいしているので、土曜のスイミングクラブ的なものに通ってもいいのかも?と思ったりする。(しかし仕事に波があるので、毎週通うというのは若干の抵抗があり、気が向いたらプールに来る、というくらいがちょうどいい気もする。自転車に乗れるようになってからの方がいいかなと……)
「保育園問題」という本を読んでみた。
保育園問題 - 待機児童、保育士不足、建設反対運動 (中公新書 2429)
- 作者: 前田正子著
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/04/19
- メディア: 新書
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横浜市の認可保育園に入れる子どもの数、5年で2倍くらいに増やしたそうで、確かにこんなに増やしても(需要を掘り起こしてしまって)足りないのであれば、どうしようもない気もする。20年前と比べて今はそんなに持ち家願望がなかったり、郊外の車必須の新築一軒家より都会の駅近の中古マンション、みたいな人も多いし、どうしても都会に若い人が集中してしまうのは避けられないのだろう。
かといって、郊外の自治体が保育園を拡充して若い世代にアピールしたとして、子どもの手の離れる小学校(高学年)以降ならいざ知らず、保育園のうちは子どもが病気になることも多いので、職住近接の方が子どもも親も楽だし、なんとも言えず。郊外の自治体としては、学童に入れる率100%というのをアピールして、小学校入るタイミングで引っ越しする人を獲得するのが最適戦略かもしれない。(中学や高校受験の選択肢は狭まるが、のんびり育てたいという人も一定数いるだろうし)
それ以外の内容は、よくまとまっているが可もなく不可もなく、この本でなくても分かる(あるいは特に著者でなくても書ける)ことが書かれているが、研究者視点で新書1冊にまとまっているのは便利だと思う。