富山にてアットホームな披露宴

朝起きて雨っぽかったが北陸新幹線で富山へ。NAIST 松本研時代の後輩の結婚式である。えきねっとで予約してあるのだが、えきねっとに紐付いているクレジットカードを持っていかないといけないので、忘れないかとずっと心配だった。

会場に着いて着替えて受付を済ませて座席表を見ると、自分は「大学院時代の恩師」とつけられていて、確かに指導教員として一緒にいた時期もあったなと思ったりする(1年間だけだけど)。自分は学生からそのまま同じ研究室で助教になったので、教員と指導学生という立場というより先輩と後輩という意識の方が先に来る。さすがに首都大に来てからは先輩と後輩ではなく、自分の研究室の学生、自分のコースの学生、自分の学部の学生、自分の大学の学生、等々、教員という立場をはっきり意識するが……。

松本先生たちから松本研の近況を聞いたりして、新入生10人中7人が文系出身だとか、すごいなぁと思ったりする。今年度に受験する修士の学生までは松本先生の定年に駆け込みセーフらしいので、今年もうちの研究室の見学者を松本研にお勧めするのでよろしくお願いします、と伝えておく。

今年は原則博士後期課程進学希望の人しか受け入れない、とウェブに書いていたのであまり問い合わせもない(現時点で4人?)のだが、さすがに全員却下するのはやり過ぎか、と思って以下のように記述を変えた。

Q: 博士には進学せず、就職希望なのですが、かまいませんか?
A: いいえ、修士からうちの研究室に来たい人は、原則として博士後期までの一貫課程として、博士後期課程に進学希望の人を受け入れる予定です。ただし、本研究室が第一志望の人(他大学と併願可ですが、合格した場合進学を確約できる場合)かつ以下のいずれかに該当する人は本研究室の博士後期課程に進学希望でなくても構いません。就職予定の人でも、卒業後しばらくしてから社会人博士課程に進学することを検討している、というようなケースの人は大歓迎です。

1. 障害のある方
2. 少数民族出身者
3. 女性
4. 情報系以外出身の人(人文系、物理・数学系などなんでも)
5. 海外で学んだ経験のある人(ただし、語学留学を除く)
6. 社会人経験者
7. 留年・短期修了(飛び級)している人
8. (本研究室で修士号を取得後)海外の PhD コースに進学希望

結局どうしてもうちに来たい、という人は(可能な範囲で)受け入れたいが、そうでない人は他に進学してほしい、ということで、いずれにせよ NAIST に進学できる人は NAIST に進学してほしいわけで……。

上記、新婦が新郎にちなんだお菓子を作ってくれたそうだ。この式場、新婦が昔働いていた職場だそうで、非常にいい雰囲気で、自分たちが結婚式をした東京會舘を思い出したりする。結婚式をするのは色々と大変だったけど、してよかったなと思う。

帰りは新幹線の待ち時間で松本先生や @taku910 さんたちとお話したりしていたが、もう少し学生数を減らして余裕を作らないと、ゆっくり研究について考えたりする暇がないなぁと思ったりする。今の体制は今の体制で、そこそこ人数がいるので学生たちが勝手に色々やってくれるというのはいいのだけど、自分がボトルネックになることが多いので……。

祝辞で松本先生が指導教員としてどんなことを言うのか参考にしようと聞いていたが、なるほど、こういう風に褒めるのか〜と思ったり。この経験が有効活用されるのはいつのことやら分からないが……。