研究の助走ができる研究生

午前中は機械学習の授業。ここ2年、機械学習の基礎勉強会は TA に任せていて忘れ気味だったが、なんとか思い出してくる。時々は(他の時間を圧迫しない程度に)授業をするのがいいように思った。

お昼からは国際会議の原稿の添削。結局英文校正には間に合わなさそうだが、〆切前に英文校正に出せないくらい内容に問題がある場合、英語の問題で落とされるということ以上に、そもそもクオリティ的に問題があって落とされる可能性が高く、あまり気乗りがしない……。(時間をかければまともな原稿になりそうな見込みがあるなら、なおさら)

午後は文科省国費留学生に関する書類作成。去年から、留学生の研究生希望は文科省国費留学生以外は受け入れないことにしたのだが、基礎勉強や生活に慣れるという意味では研究生で入ってきてもらうというのも悪くないなと思ったりする。ただ、留学生だと博士後期課程への進学希望者(つまり修士号は取得済み)か、あるいはすでに研究(論文発表)あるいはなんらかの開発(GitHub でコードを公開しているとか)をしたことがある人、みたいな条件をつけないといけない気もする。

夕方は企業の方とミーティング。過去に一緒にお仕事をしたことがあるので話は早く、情報交換しながらこんな感じでどうでしょう、という意識合わせをしたりする。学生にも有益な形でできるとよいなと思っているので(実装や最先端の研究に関しては学生の方がはるかに詳しいし)、そういうやり方に理解がある方とはご一緒できればありがたい。