通勤の時間をうまく使いたい

通勤時間にオンライン国際会議(EMNLP)の事前録画ビデオを見ているのだが(往復2時間あるので)、そうすると在宅勤務の日はビデオを見る時間がなく、なかなか進まない。BGM のように流せばいいのかもしれないが、自分は仕事中に BGM を流したりしない(気が散ってしまう)ので、なかなかそうも言ってられない。

そういえば中高の頃は勉強中に音楽をかけていた気がするのだが、大学受験のときは音楽をかけなくなり、それ以降は集中したいときには音楽をかけていない気がする。そもそも中高では勉強といっても(大体は自分で決めたお題で)レポートを書いたりするのが基本で、あまり集中していなかったのかもしれないが……(逆に将棋の「勉強」のときには音楽はかけていなかった)。

午前中は言語学100本ノック。今回のところまででちょうど半分であるが、段々形態論から統語論に近くなってきている。

昼から出勤して(つまり、事前録画ビデオを聴きつつ通勤して)、学部長と面談。留学生を海外から来日させるのに当たって、事務職員の方々との立ち合いの元、必要書類や手続きを確認するのだが、研究生は正規の学生ではなく非正規の学生だし、そもそも正規の学生でも都市外交人材(東京都独自の奨学金制度)の留学生以外に対するサポートは(文科省国費留学生であっても)大学からは基本的にないようで、これで留学生を増やしてほしいと言われてもなぁ、と思ったりする。すでに日本に来て日本語学校に通っている留学生ならこの問題はないのだろうが、そうするとほとんど国籍が限られてしまうような(日本語学校に通っている留学生からの問い合わせはこれまで数百件受けているが、全員中国人)。

夕方は機械翻訳グループのミーティング。本当は18時から Conference on Machine Translation (WMT) の発表があるのだが、ちょっとその時間は厳しい。もっとも、発表するのは博士の学生なので、特に心配はしていない(初めての国際会議の発表の場合は、自分もしくは少なくともメンターの学生が同席してあげられるように調整している)。