日野キャンに来たらワクワクしてほしい

最近、朝7時に起きるのだが、起きて洗濯機を回し、7時半までの30分が落ち着ける時間で、あとは洗い物をしたり朝ご飯を作ったりすると、保育園に行くまでにほとんど時間がない。6時に起きられればいいのだが、9時に寝ないと難しい……。

午前中は情報理論の授業。3年生向けの授業だが、この授業を受けるのは去年の2年生かと思うと、感慨深いものがある。推薦入試組は入学前の勉強会で毎月顔を合わせていて、彼ら・彼女らが高校生のころから知っているので、もう高3ではなく B3 かと思うと、あっという間としか言いようがない。

この代が、自分が B1 のころからフルで授業を提供している学年で、この代から、現行の情報通信システムコースの体制で、自分が関われる可能な限りの学部教育をできていると思っている(後期には「パターン認識機械学習」がある)。この代が研究室に来てくれて、かつ大学院に進学してくれたとき以降、自分が首都大で実現可能なベストな研究室にできると思うので、来年以降が楽しみである。

ちなみに今の首都大生(学部生)に足りないと自分が感じるのは英語力くらいで、英語以外は特に足りなくはないかな? プログラミングにしても、触れる機会が十分ないだけで、機会を与えられたら伸びる伸びしろのある学生ばかりで(勉強だけやって入学してきている学生たちではない)、かなりポテンシャルがあると思う。ただ、英語だけは B4 になってからやり始めても、研究が始まるとなかなか時間が取れないので、研究室に来る前にやってきてほしい。

午後は2コマ B3 のテクニカルライティングの授業。4月はこれがあって週2回午後の時間を取られるのでほとんど何もできないのだ。授業の趣旨としては、30分くらいアカデミックライティングについて学んで、残り60分は教員2人が学生と雑談し、日野キャンパスを身近に感じてもらう、というものである。首都大に来た最初の年は、自分自身日野キャンパスのことを知らないし、趣旨も理解しておらず、なんだかよく分からない授業だと思っていたのだが、去年からはいい機会だと思って研究紹介をしたりしている。せっかく専門が始まるし、1年後にはこういう最先端の研究ができる、と思ってワクワクしてもらえるといいな〜。