コンサルを引き受けるにも限界が

午前中、メール処理してから少し原稿を進める。区切りのいいところまで進めたいが、英文の校正に出す〆切を考えると先に英文添削をしないといけないので、そちらにスイッチ。

論文1本あたり自分が見る総時間は10〜40時間程度かかるので、日本語論文と同じくらいのペース(1か月前から準備)だと、英語の論文は同時に見られるのは2本が妥当、少々無理して3本で、同時に4本見ると他に何もできない(助教2年目にフルペーパーを5本同時に見たときは徹夜続きだった)ので、十分前から原稿を用意してもらうか、あるいは本数を制限せざるをえない(ちゃんと原稿を返してくれる人優先)。英語的に手がかかる人とかからない人といるし、実験が固まっていれば論文だけ見ればいいが、実験が固まっていなかったら論文を見るだけでは書き上がらないからなー……。

夕方は産学公連携センターの方々からインタビュー。学外からの共同研究の問い合わせなどに必要なので、掲載しないといけないらしいのだが、正直なところ、現在のエフォートでは問い合わせは8割方お断りせざるをえないほどいただいているので、積極的に掲載してほしくもないのだが(汗)

この日記あるいは Twitter を見ている、という方は、小町にどれくらい時間があるかも分かってらっしゃるのでよいし、論文を読んでいる、という方は、具体的にどういう技術を保有しているか、ということも把握してらっしゃるのでよいのだが、「ホームページを見て連絡させていただきました」というような問い合わせはほぼ地雷(お会いしても再度連絡が来ることはなく、ほとんど徒労)なので、むしろ掲載しないでほしい気もする(仕方ないので、そちらのページは「共同研究は博士号を持っている方が担当になる場合のみ受け付けます。それ以外はコンサルティングまたは受託で」と書いてもらうことにした)。

契約につながる率が高いなら普通にお会いしてもよいのだが、お会いしてもそれっきり、という場合があまりに多いので、新規の問い合わせ対応は(学生が少なく、かつ育児をしていなかったころはいざ知らず、学生数も増えた現在)他の仕事の時間を犠牲にしてまで対応するような事例ではないかな……。