ジャーナルか国際会議で迷うなら

午前中、論文誌の査読結果を埋めて返信。カバーレターのついている論文を査読したのは初めてかもしれない。elite standing reviewer なる肩書きになっていることを初めて意識した(検索すると、だいぶ前からそうだったらしい)が、普通の reviewer とどう違うのだろうか。

ちなみに TACL Journal という論文誌の採択率一覧が出ている。ACL自然言語処理のトップ会議)と TACL(最近できた、自然言語処理のトップ論文誌の一つ)のどちらが難しいか、という話だが、採択率で見ると、一発採録と条件付き採録を合わせて40%で、高くもなく低くもなく、ちょうどいいくらいではないかと思う。ACL/EMNLP のフルペーパーに投稿できるくらいのネタなら、TACL に直接出してもいいんじゃないかな?

お昼前に駅前の耳鼻咽喉科に行く。木曜日くらいから舌の両脇が痛く、金曜日は味覚異常(ものすごく辛いものを食べているような刺激)があったので、薬をもらいたかったのである。金曜の夜に鏡で見てみると、水疱ができていたので、ここ2週間ほどのストレスによって悪化したウイルス性の口内炎ヘルペス?)だと思うけど……。

午後は〆切が近い国際会議の原稿のチェック。そろそろ自分のコメントすべきところを収束させて英文校正に出さないといけないので、かなり緊急度が高いのである。しかしやはりベースとなる英語の原稿があれば出しやすいが、英語のベースがないと大変だし、日本語の原稿もないとかなりしんどい。日本語の原稿がある人はとにかく日本語を英語に置き換えて書き殴ってほしい。