この時期、論文の添削などでドライアイが進行し、視力が低下するのだが、近年本当にやばいかも……。
娘が最近は自分のことをお姉さんだと思っているようで(恐らく娘は自分のことが3-4歳だと思っている)、お風呂に入るとき父が服を脱ぐのを手伝ってくれたりするのだが、それ以前に自分が(というか自力で)服を脱いでほしい(汗)
先日御三家に関するインタビューを受けたので、興味を持って「男子御三家 なぜ一流が育つのか」を読む。
- 作者: おおたとしまさ
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/02/09
- メディア: 新書
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武蔵の生徒は群れないし、学問を大事にするし、回り道をすることを厭わない、というのが校風と呼べる特徴だと思うが、武蔵ができた経緯から丁寧にこういう校風になったストーリーが描かれていて、とてもおもしろかった。開成は最初から東大に入る学生を教えるために作られた学校だし、麻布は権力と戦いながら発展した学校だし、武蔵は最初から研究する人を輩出するために作られた学校だし、開成は官僚が多く、麻布は政治家が多く、武蔵は研究者が多い、というのも、まあ校風を考えると妥当かな……。
自分としては武蔵が一流校であるという認識はないのだが、これを読むと、確かにいい学校なのかもしれない(し、なんとかしていい面を残そうと現在の教員の方々が苦心されている)、と思ったりもする。武蔵 OB の人は、この本は一読の価値があるとよいと思う(自分がいたときに教わっていた先生方はほとんどが退職されていて、かなり雰囲気が変わっていると先日聞いたが、確かに相当違ってそうである)。