御三家といっても変な人もいる

今日が育児に関する休暇の最終日。今年度最低取るべき有給休暇もこれで取り終わり。

最近は沐浴の時間を色々変えてみているのだが、どうも沐浴したあと機嫌がよくなって寝てしまうので、朝や昼ではなく夕方から夜にかけて入れた方がいいようである。昼寝してくれたら楽なのかなと思ったのだが、昼寝して夜元気になられるほうが困るようだ。

そういえば先日紹介した武蔵の AERA ムックは無料で PDF がダウンロードできるようだ。割とよくできていたので、興味ある人はどうぞ。

あと文春新書の「男子御三家 麻布・開成・武蔵の真実」を送っていただいたので、読んでみた。というのも、この著者の方から以前インタビューを受けていて、武蔵について話した内容が入っているのであった。かなり前のインタビューなので、企画自体が流れたのかなと思っていたが、出版されたようである。

男子御三家 麻布・開成・武蔵の真実 (文春新書 1139)

男子御三家 麻布・開成・武蔵の真実 (文春新書 1139)

読んでみたところ、自分が39のときにインタビューされて、この本が出るうちに40、41と年齢が変わってしまったので、年齢に整合性がないところがあるが、武蔵の話について「准教授」と書かれているところは、自分が話した内容を書いてくださっているようである。まあ、単に「卒業生」とだけ書かれて自分の話した話が載っていたりするので、少し登場人物が多い印象を受けるかもしれないが、そこまで多くないと思う(具体的に「ああ、これは彼が話したんだろうな」と誰が話したのか推測できるところもある)。それ以外の話も、武蔵に関する話は大体適切な話が書かれているので、多分他の学校についても正しいことが書かれているのではなかろうか。「麻布は奇才、開成は秀才、武蔵は変人」という分類も、確かに武蔵生は才能はあるかどうかは別にして変な人多かったなと思うので(東大に入って、変な人がほとんどいなかったのでがっかりした)、大変納得。

「男子御三家」というもう一つ他の本も読んだことがあるのだが、この新しい本の方が少数の人に深く聞いて学校の特徴を生き生きと描く(思い入れがある)というスタンスのようなので、こちらの方が読んでいて楽しい。