Wifi があるとないでは大違い

午前中は六本木ヒルズへ。今年ここに来る回数が激増しているが、ようやく先が見えてきた感じで、来るのはあと数回だろうか。移動の時間を取られるのが若干厳しいが、仕事自体は普段と違う人とコミュニケーションできる意味のある仕事だと思っているので、なんとか最後までやりたい。

お昼は日野キャンパスに移動。今日は iPhone を自宅に置き忘れてきたので、IP 難民である。六本木ヒルズと都営バスの中は無料 Wifi が飛んでいて助かったが、電車の中でも飛ばしていいんじゃなかろうか?

そういえば、朝に六本木ヒルズのスタバでアイスコーヒーを注文し、昼に吉祥寺のスタバで(同日中ならコーヒー2杯目が100円なので)またアイスコーヒーを注文したら、「お仕事帰りですか?」と話しかけられて、ちょっと嬉しかった(?)実は、これから本業のお仕事なのだけど……。

出勤し、午後からは企業の研究所の方々がご来訪。ちょうど台風が昨日から今日にかけて列島を横断していて、電車も乱れていたようで、恐縮であったが、学生たちに研究所のお話をしてくれたりして、質疑応答も盛り上がってよかった。いつも思うことだが、研究所の方々は、分野が少し違っても気持ちよくお話することができ、ありがたい。どんな分野でもそれなりに対応できる柔軟性、というのが研究を通じて身に付けられることだと思うし、うちの大学院に入ってくる学生たちも、自然言語処理学会について学ぶのはもちろんだが、自然言語処理を通じて、新しい分野の知識を得たり、問題を発見・分析したりするやり方を習得してもらえれば、と考えている。

夕方は PRMLパターン認識機械学習)勉強会を経て、共同研究や機械翻訳ワークショップのグループの進捗を聞く。サーベイのフェーズを抜けて実装のフェーズに入っているので、どの話もそれぞれおもしろい。トラブルシュートをする機会も増えてきているが、問題があったとき周囲に聞いてすぐ解決できればどんどん先に行けるので、やはり研究室としての総合的な開発能力、研究能力というのも大事なんだな、と思う。結局教員がボトルネックになってしまうのをいかに回避するか、という話になるのだが……。(自分に関しては特に、いま大学にいる時間が少ないので、メールで済むものはメールで済ませ、直接話さないとどうしようもないものを直接話して解決したい)