もう一度試験をするのも一苦労

朝6時からメール処理。実は朝5時台には起きているのだが、目を覚ますためにシャワーを浴びていたり、Twitter をして頭が覚醒するのを待ったりしているのである。

今日は事務補佐員さんがいらっしゃる日なので、ひたすら事務系のお仕事。学生数が増えたことによる影響で、いろいろ事務書類が増えている。しかしちゃんと書類を出してくれない人が少なくないので(自分も人のことは言えないが)、ちょっと申し訳ない……。

午前中は「オートマトンと言語理論」の再試験。本来南大沢の授業なのだが、学生の都合がつかないので、日野に来てもらった。今日は「府大戦」と言って大阪府立大との対抗戦があるため、1日休講なのである(授業がないだけで、大学は開いている。ちなみに、高専からの編入の試験日である)。

再試験や追試験、学生の身分ではそんなに意識しなかったが、教員の立場からすると、相当な手間なんだなぁ。受けなかったのは本人が悪い、と一蹴するのは簡単だが、単位を出したくないわけではなし、自習を評価できるような仕組みがあればいいのだけど、そうも言っていられない。

午後は本のリビューをしたり。毎週1章ずつ読んでいけば、7月中には読み終わるはず……。まだ半分しか読んでいないが、類書とコンセプトが違うので、割とおもしろい。

夕方は大学院教務のお仕事。1年目なのでいつ何をするべきか若干把握しきれていないのだが、引き継ぎ資料を取り出して確認したり。助教の方と分担するところもあったりして、複雑。局所最適化された結果こうなったのだろうし、毎年やるべき最低限のことを回すだけでこれだけの仕事になるのだろうけど、もっと簡単にできないものか。

ほぼ夜に臨時のコース会議。今日はお迎えを頼んでいたのでよかったが、17時半開催は厳しい。仕事の依存関係によってこの時間になってしまうの、仕方ないとは思うけど……。

そういえば、最近うち(自然言語処理)の研究室があるから、ということで首都大に興味を持ってくれる学生が増えてきたらしい。東京にあまり自然言語処理の研究室がない(東工大徳永・藤井研、東工大奥村・高村研が双璧で、他に複数の自然言語処理専門の教員がいる研究室はない)のである(いま Google で「東京 自然言語処理」と入れて検索したら、上位3件が全て自分の書いた文章だった)。意欲ある学生が来てくれると嬉しいが、入試はクリアしてもらわないといけないので、希望者はしっかり準備してもらえればなと思う。